鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

雑誌「短波」を売却する

今回は、超マニアックネタです。BCLって知ってます?




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小学5・6年位の時でしょうか。うちの家にあるラジオで、短波放送が入るものがありました。そのラジオをいじっていると、色々な国の言葉で様々な放送がされていると共に、時に日本語で、僕の知らない国を紹介するような、日本語放送というものも行われていました。

それは僕にとって、異国の生活や風俗を知り、また、ラジオであるがゆえに想像力をとんでもなく膨らませ、様々な夢を見させてくれる放送でした。

そして僕は外国の放送を聞くことに夢中になり、小学6年のクリスマスプレゼントに、ナショナルのプロシード2800(RF-2800)という、この当時では超かっちょいいデジタルカウンターの付いた短波ラジオを無理やり買ってもらい、(当時小学生がプレゼントでもらえるような価格ではありませんでした。)そこから、特に聞きにくいといわれる日本語放送を聞くことに執念を燃やしました。

ちなみに当時、このような趣味はBCL(Broadcasting Listeningの略)と言われ、今現在ネットで調べてみると、1970年代前半から、ソニーやナショナルといった家電メーカーがBCL用ラジオなるものを作り、ブームを誘導したという記述が多くありました。僕はそのブームの頂点頃から終焉時期に、ハマったという感じになるかと思います。

当時は、海外の放送局の日本語放送を聞き、その番組内容がどんなものかというのを報告書にしてその局にエアーメールで送り、実際に聞いていただろうとその局が認めてくれると、「ベリカード」(Verify Card(確認カード))という、その局のロゴや、その局がある国の名所旧跡などの写真が入った絵葉書のようなものを送ってくれたのですが、それを集めるというのが流行っていました。

今思えば、なんというアナログな感じだろうかという趣味ですが、当時はレコードを買うお金のない小中学生は、流行っている曲を何とかして入手するために、TVやラジオの前にカセットレコーダーを置いて絶妙なタイミングで録音ボタンを押し、息を殺して録音しつつ、曲終わりでのストップに失敗したり、曲途中でいらん司会者の声が入って悶絶するというようなことをしていましたので、(今のように録音用のコードとか端子とか、編集とか、子供には中々難しい環境だったのです。)まあ、当時はそんなもんだったのです。

カセットレコーダーもラジオも、当時の小中学生には大変高額な商品でしたし、レコード自体も、アルバムだと小遣いで気軽に買えるような金額ではありませんでしたので。

という事で、BCLを趣味にした僕は、勉強もせず夜な夜な深夜に海外の放送を聞き、(夜の方が圧倒的に遠くからの電波が飛んで来るのです。)挙句、更に受信状態を良くするべく、家の周りに無駄にアンテナ線を張り巡らしたり、日本BCL連盟というマニアの為の団体に加入して、その連盟が発行する「短波」というマニア雑誌を、毎月購入して、それを読んで新たな放送局の情報や、放送周波数や放送時間などを確認するようになったのです。

しかし、1983年に短波は休刊となり、その後すぐ、ブームが去ったため、BCL連盟も解散しました。そして、唯一の情報源を失った僕もあっという間にBCLへの興味を失い、その後は国内の深夜ラジオを聞くという方向に移行していきました。

ですが、当時買っていた「短波」と、連盟の発行していた小冊子「Hz(ヘルツ)」、そしてベリカードは、なぜか捨てることが出来ず、ずーっと実家の押し入れの奥底に置いていたのです。

一昨年転居したのを機に、実家にある僕の保管物を整理した時、これらが出てきたのですが、この時も捨てられず、今の家に持ってきてしまっていたのですが、雑誌類はかさばるし、今更使いようもないし、置いておいてもなんともならないということで、ふと思いついてネットで調べてみたところ、なんとある無線機屋さんが買い取りをしてくれると書いてあったので、マニアの方の役に立つなら本望ということで、売却することにしました。

考えればなんと40年弱も保管していた訳ですが、売却価格はブックオフでありがちな文庫本を売るのと変わらない価格・・・。まあ、値段がついただけマシです。自分で長年持っときながら、「こんなもん今更買う人いるんやろか?」と思うくらいですから。

しかし、需要と供給というのは、商取引においてやはりごっついなあと思いますね。そういうと、切手ブームの時に超高額プレミアが付いてた希少切手も、今では大暴落しているようですし、価値があるうちに売り抜けるというのが投機という点でとても大切なのは、不動産じゃろうがなんじゃろうが、同じやなあと思った次第です。

そんな訳で、長々と置いていたそれなりに思い入れのあった雑誌「短波」は、数日前、うちから旅立っていきました。

でも思い出のラジオ、プロシード2800は、まだ実家においてあります。(どんだけ色々と保管してるねん、俺・・・。)

まだ動くんかなあ?今度ちょっと電源入れてみるかな・・・。残念なことにある時アンテナがボキっと折れてしまって、部品もなくなってしまっていたので修理ができなかったのが心残りなんですが、元プチマニアらしく、アンテナ無しでも代替できる方法はなんぼも知ってますから問題はありません。

しかし今思えば、根暗系オタクの走りみたいな感じでしたなあ、当時の自分。そやからおっさんになった今でも、基本マインドはオタクなんやな・・・。


※ ちょっと気になったんでネットで調べてみたら、ソニーから未だ短波ラジオでICFシリーズが出てました!当時、SONY ICF-2001、欲しかったなあ・・・。


「オタクなんか~い!!(髭男爵風に)カチーン!(グラスを合わせる音)(苦笑)」と、思われましたら
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  1. 2016/12/06(火) 20:58:49|
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