鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

改めて統一戦が出来ないことを憂う

現在、四国でJHF主催の「パラグライディング日本選手権」開催中ですが、そんな中改めて、2団体統一での日本選手権者決定戦が出来ないことを憂いたいと思います。





ランキングアップが更新の励みになります。
クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ


今年の春、JPAの総会に行った際に、JPA会長の小野寺氏とお話しをさせて頂き、チャンピョンシップくらいは両団体で統一戦として行えないものか?という件でお話しをさせて頂いたことは、このブログでも軽く触れて記事にさせて頂きましたが、
JPAの朝霧でのセミナー・総会などに参加して

その際に小野寺会長からは、僕が小野寺さんにお会いする前に行われた、パラワールドを発刊されているイカロス出版さんにおいての、JHF会長内田氏との対談の事も含めてお話しを聞き、現状では2団体による共同開催や統一戦などについては、開催が非常に難しい状態で、個人的にも大変残念であるという、僕個人としても大変残念なお話を聞くこととなり、正直がっかりしました。

その後発行されたパラグライダー4月号を読み、改めて両団体の成り立ちや認識の大きな違いや、現状の問題点が浮き彫りになったような気がして、更にがっかりし、こりゃあ統一戦や共同開催などはまだまだ時間がかかるなあと思った訳です。

個人的には、このブログでも何度も書いていますが、愛好者がさしていないスポーツにも関わらず、団体が2つに分かれていることなど、百害あって一利なしと思っている訳ですが、改めてパラワールドの記事を読んで思ったのは、JHF=アマチュアスポーツを統括する形でのボランティア団体。JPA=プロスクールの安定経営を確保するための利益団体、という位置づけになるなあと、そう思った次第です。

アマチュアである以上、フライトには自己責任で自由であるべきという考え方、また、役員などはほぼボランティア活動であるがゆえに、積極的な活動には制約が出てきたり、責任論という点では、各自の責任に任せるしかないとならざるを得ないJHFに対して、営利団体、パラグライダー業界の任意団体であるJPAにおいては、パラグライダーにおいての事故や怪我は、即、自分達の商売、つまり売上減に直結し、商売が厳しくなる訳ですから、安全啓蒙などに予算を使うことで顧客に安心感を与え、また、そういう活動をしているということでの他スクールや業界との差別化や、実績が必要になってくるわけです。

そう考えるとJHFが、団体として潤沢な予算や強力なボランティアメンバーを有するという訳でもないことから、(所属しているスクールさんなども、土日祝日はそれぞれの営業活動がまたある訳ですから・・・。)比較的あっさりとした活動しか出来ないということも納得がいきますし、一方のJPAが、会員数が少ないからと言って、安全活動やイベント、また、営業的インストラクションのセミナーや教育にお金をかけないというのは、全くの本末転倒となりますし、自分で自分の首を絞めてしまうことにもなりかねません。

ただ、JPAの様々な活動は、分かりやすく言えばマーケティング(経営戦略の一貫)です。様々な活動の根底には、常にビジネスがありますので、一部の方においては「商業主義的過ぎる。」と感じられる向きもあるかと思います。しかし、その分、ちゃんとしないと商売にならないので、前記のように色々なことについて積極的にアクションしていくという面はあると思います。

また、営利団体であるがゆえに、飛びに対してのインストラクションや管理についても、「ちゃんとしておかないと、何かあった時(重大事故発生時)などに、責任問題(訴訟や保険など)をクリアすることが難しい。」という理由で、顧客の管理については、正直かなりシビアに厳しくせざるを得ません。このあたりが、フライトの自由度が少ないとか、管理が厳しすぎるといった評価につながるのかもと思います。

なお、こう書いたからといって決して、JPA系はしっかりしていて、JHF系スクールが商業的なサービスをしっかりやっていないと書いている訳ではありません。

パラグライダースクール及びクラブの、ビジネスとサービス、インストラクションのクオリティーに関しては、所属の団体などに関係なく、そのスクール個々においての、考え方の違いや経営方針、サービス理念、インストラクション能力で大きく違っていると思います。

ですから、JHF・JPAのパラ専業スクールでも、クオリティーが低いところもあるでしょうし、営利目的ではない副業系クラブエリアであっても、しっかりしているところもあると思います。この辺りはどんな商売でも同じく「経営者の理念や信念。」の問題かと思います。

という事で、これらの団体による活動や考え方などの違いについては、長年適当にパラ業界に居て両団体を見ていると、「やむを得ないことでもあるなあ・・・。」とも思います。どちらの団体がいいとか悪いとか、そういう問題ではないと思います。

ただどちらにも、こんなオッサンが軽く考えただけでもはっきりと、いい面と悪い面はあるわけです。よって、それらをええ感じにした上で、再び一つの団体として歩み始める第一歩として、せめてパラグライダーの日本一を決めるチャンピョンシップ=日本選手権くらいは、共同開催(統一戦)として開催できないだろうかと、そんな風に思い、一時仲間内でなんだかんだと模索はしてみたのですが、残念ながら現状ではとりあえず、頓挫してしまったわけです。

パラワールドの対談を見て、なにが大変悲しかったかというと、統一戦の話しがパラワールド編集部の方から出た時に、お互いの団体が、「前向きに善処したい。多少時間はかかるかもしれないけれど・・・。」とならなかったことです。

JHFの内田会長は、「門戸は開かれている。」と言うのみです。一方のJPA小野寺会長も、競技の一本化については個人的に賛成されているものの、「じゃあ、トップダウンでうちが草大会ノリで統一戦やります。」とまではなっていません。

もちろんそんな感じですので、統一戦においては最重要といえる問題といえる、お互いの団体のメンバーが、ラインセンスの問題をどうクリアにするかという点については、語られすらしていないのです。

という事で、トップ対談でこの状況ですから、短い時間においての競技の一本化や選手権だけでもの統一戦などは、大変厳しい状況と言えるでしょう。

そして個人的には、JHFは昔からの「なぜかお役所っぽい感じ」(前記の通りやむを得ない部分が多いのですが・・・。)を相変わらず踏襲しているし、JPAは設立当初は、「なんじゃおらー!」と個人的に思うくらい、ギンギンにカブキまくってたけど、やっぱり設立10年を超えると、いい意味でも悪い意味でも落ち着きが出てしまったなあと、そんな風に思った次第です。

なお小野寺さんとお話しした中で、「門戸は開かれてるってことだし、こうなったら、JHFのライセンスとスポーティングライセンス取って、もう一回世界選手権にJPAチームでも送り込むかな。」というのがありましたが、これはなかなか面白いと、そう思った次第です。

正に、「しのぎを削る」感じになりそうなので、是非実現して頂ければと・・・。そうすりゃあ、ポイント争いで年間チャンピョンも自ずと分かりますからねえ。

しかし、どっちの団体もそうですが、競技者に若手がなあ・・・。若いやつがやらんと、競技もおしまいですからなあ・・・。ほんま、なんとかならんもんですかね。



「ややこしいことですなあ。(苦笑)」と思われましたら、
クリックの程どうかよろしくお願い致します。

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ


カレー 秋の味覚

関連記事

更新の励みになります。
クリックで応援、お願いします。











  1. 2016/11/04(金) 16:53:57|
  2. パラグライダー|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:3

  

コメント

時間をおいて

読み直してみると、少し偏っていると思われたので、当初のコンセプトである中立的な記事に直すべく、文章の改変と追記を行いました。

それでも、偏っているとは思いますが・・・。(苦笑)

  1. 2016/11/04(金) 19:09:41 |
  2. URL |
  3. 高鬼 #bBUgYcK2
  4. [ 編集]

大暴れしてきてほしい

「改めて統一戦が出来ないことを憂う」を読んで、改めて統一戦が出来ないことを再認識できました。
J1朝霧では、所属が同じだったり、よく遊んでくれる数名がエントリーしていますので、思う存分大暴れしてきてほしいと思います。

  1. 2016/11/29(火) 18:19:49 |
  2. URL |
  3. saimix #pNCY5Xo6
  4. [ 編集]

結局のところ

選手の中でも、統一戦のニーズが高くない。もしくは、声を大にしてまでは主張しない。ということも、統一戦が行われない大きな一つの理由だと思う次第です。

とりあえず、団体の所属云々に関係なく、選手が好きな大会に、自由に参加できるようにはなって欲しいです。

  1. 2016/12/01(木) 15:42:08 |
  2. URL |
  3. 高鬼 #bBUgYcK2
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://onitobi.blog20.fc2.com/tb.php/2235-4760447d