鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

「なんで?」は言うたらあきまへんな

先日、東京に行った時にお会いしたフライヤーの方々とお話ししたことで、改めて思うところがあったので書いておきます。




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30代後半の頃、イントラの仕事をしつつ、時にコンペとかも出ていた頃、僕は、「飛ぶ以上は、ちゃんと飛ばなければいけないし、せっかくフライトに来ているのであれば、上手くなるためにもどんどん飛ぶべきだし、ソアリングが出来る時は、己の力量の限界まで長くフライトをするべきだ。」と、そう強固に思っていました。その時はかなり、パラグライダーというものを体育会系の完全スポーツノリで捉えていたからだと思います。

ただ当時も、徹底したリスク管理をする方が、無理をしないというスタンスでフライトをされている場合は、そのスタイルを否定することはなかったつもりです。が、それでもなお、「せっかく来てるのに、なぜこの条件で飛ばないのか?」と思うことはありました。

そして、その方がパイロットではなく、スクール生であった場合は、もう無条件で、「飛べる条件は全部飛ぶべし。スクール生が好条件を待つなど百万年早い。」と思っていました。ちなみに、このことについては、今でもそんなに変わりなくそう思っていますが・・・。

で、ソアリング条件でパイロットの方が、残念なことにぶっ飛ばれた時や、せっかく高く上がっていたのにさくっと降りてきた時、また、全然飛べるのに、何故か飛ばれなかったりした時、当時僕はこんな風に言っていました。

「なんで降りてきたんですか?」
「なんでもっと長く飛ばなかったんですか?」
「なんで飛べる条件だったのに飛ばなかったんですか?」・・・と。

今でも、技術向上を目的として修行をしている人には、あえてこういった嫌味を言うこともあります。が、最近はそういったスタンスでないフライヤーの人には、スクール生であっても、「なんで?」という言い方をするのはできるだけやめることにしました。なぜならそれは、豪速球でただただ嫌味で、その後に発展するものが何もないからです。

多分皆、上記のように嫌味でなんで?系のことをイントラに言われた時、心の中で思っていることでしょう。「なんでって、ヘボいからぶっ飛んだんじゃ!」「なんでって、移動したらごっつい下がったからじゃ!!」「自分ではリスクがあると思ったから、あえてやめにしたんじゃ!!!」・・・と。

心の中でだけ叫ぶ。これでは、全くディスカッションになりません。そしてそれを言ったイントラは、ただの嫌味なオッサン。そして飛んでいたフライヤーの方が自分の判断でなんでと言われたフライトを組み立てておられた場合は、そのイントラはその方のフライトスタイルを全否定するオッサンでしかなくなってしまっているのです。

実際、先日の飲み会でも「フライトがヘボいと具体的にはっきりと言われるのはいい。でも、自分の考えでフライトをやめた事などについて、突き放すように全否定するような言い方をされるのは、パイロットのみならず、スクール生であっても耐えられないと思う。」というご意見を頂きました。そして、改めて当時の自分の凝り固まった考えや、ちゃんとした話し方を考えないインストラクションについて、お詫びをした次第です。

なお、こういった時は、「なんで?」ではなく、

○ ぶっ飛ばないようにするにはどうしたらいいかを言うべきではないのか?また、タイミングを逃してそうなったのなら、どのようなタイミングがいいのかを伝えるべきではないのか。

○ 高く上がった後、どうしたらうまく移動できるのか。また、体調が悪くなったりなどで降りたのなら、その判断を褒めるべきではないのか。

○ その人のスタイルがあまりに慎重であるのなら、そこまで慎重にならずとも十分にフライトできるということを伝えるべきではないのか。

と、なんでという突き放した形ではなく、なんらかのディスカッションや、自己の考えについて話し合える環境を作れる話し方をするのが、サービス業としても重要なのではないかと、今更ながら改めてそんな風に考えたり、今後更にそのようにしていこうと思ったりしている次第です。

と偉そうなことを書きながらも、相変わらず「思いっきりぶっ飛びましたねえ。ははは。」とか嫌味なことも言ってますが・・・。でも、そこは上達を目指す人であれば、そんな風に言われて「くっそー、見とけよオッサン!!」と奮い立っていいのではないかと思うんですが、やっぱりこれも、サービス業的にはよろしくないんでしょうねえ・・・。

そして、これまた今更ながらですが、その方のフライトスタイルにあったインストラクションというのも必要だと思う次第です。

世界を狙うなら、甘っちょろい修行では全然使いものにならない訳ですし、コンペとかに出たり、それなりにややこしいグライダーに乗りたいとかでも、日頃からちゃんとした修行をしなければいけない訳です。こういった人は、ある程度厳しいことを言われてもしょうがないです。それを承知でやっていないのであればむしろ危ないですからそういうスタイルでは飛ばないほうがいいとも思います。

しかし、ファンフライトに徹するとか、アーベントで楽しく安全に飛べればいいという方については、必要以上のスキルを求める必要もないと思いますし、リスクを背負ってまでフライトする必要はないと、最近になってようやくしっかりと分かってきた次第です。

「誰もがある程度しっかりと、どんな条件であっても飛べなければいけない。パラグライダーのパイロットであるならば。」と、強固に思っていた昔は、今よりも鬼度が激しく無駄に厳しかったかと思いますし、また、求めるスキルも必要以上に精度にこだわり、また、必要以上に高度なものを求めていたと思います。

よって大多数の方々に、無駄に色々と要らんことを言っていたかと思いますし、また、それゆえに不快な思いもさせてしまったかと思います。申し訳ありませんでした。

ただ、最後に一つだけ、今までを覆すような形であっても書いておきたいのは、「ソアリングやフライト条件の選択についてはそうそう小うるさいことは言いませんが、ことテイクオフとランディングについては、そうはいかないですよ。」ということです。

事故の起きやすいテイクオフ・ランディングについては、すべてのスクール生・パイロット・エキスパートが自ずと上手でなければいけないというのは、このブログでも「口ずっぱ」で書いている僕の持論です。

それらがヘボい人は、どんだけコンペでうまく飛べようが、ど強風でも根性で飛んでいようが、僕の中では自己の安全なフライトをスポイルしている「ヘボフライヤー」です。

また、年齢や長年経験して練習しなくなることにより、それらのスキルが落ちてくるのも分かりますが、そうであったとしても、出来る限りそれらを落としていかないように、やはり日頃から自己の安全なフライトのために、時に修行、つまり、地道な立ち上げ練習や講習バーンでのアプローチ精度や感覚の確認などをするべきだと強く思っています。

テイクオフ・ランディングについては、何度も書きますが自己の安全に直結する重要事項です。「グラハンも満足にできんで、何が精度の高いソアリングじゃっ!!」「長年やっててそんなこねくり回したアプローチで、怖くないんかいっ!!」と、イントラに思われないよう、(僕はそういう時は遠慮無く苦言を呈しますが。)頻繁にとは言いませんが、(できれば頻繁な方がより良いですが、)時に基本練習に精を出される事を強くお勧めする次第です。

と偉そうに書いてきましたが、未だ自分も多くのインストラクションにおける問題を抱えております。鬼と言われてはおりますが、その辺りについてのご意見がありましたら、真摯にお聞きする姿勢は持っているつもりです。鬼な感じではなく、優しく苦言を呈して頂き、(おいおい、自分の時は優しさを求めるのか!)皆様のフライトニーズにあった、適切なインストラクションを模索できればと思っておりますので、どうかご意見をいただければと思います。

よろしくお願いいたします。

ということでまずは、「なんで○○○?」と、もし言っていたら、「おい!なんでっていうたやんけ!」とツッコミを頂ければと思います。


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  1. 2016/06/22(水) 23:30:47|
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