鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

大会でのフライトの方法

明日から四国三郎でJPAナショナルリーグが開催されます。




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バーズパラグライダースクールからも、校長他数名のメンバーの方が参戦し、また、フリーフライトや大会のお手伝いでもメンバーの方が行かれています。選手の方々は是非ガツンとフライトしてきて下さい。

 なお、僕は昨年の大会で久々に競技タスクを見たのですが、その時の感想などを当時このブログで書きました。
http://onitobi.blog20.fc2.com/blog-entry-1850.html
今回はその記事をリライト・加筆して、僕が考える大会でのエエ感じなフライトの方法を書きたいと思います。

 まず基本的なこととして、早く出て、早く上げて、早くスタートするほうが、勝てる確率がぐんと上がるというのは、日本でも海外でもまあ同じです。時に、アーベントでガガっとソアリングすることなくパイロンを回って勝つとかもありますが、そんなもんは本来行われる条件での大会では何の役にも立たないので、今回はそういう条件読みはアウトとさせて頂こうと思います。常勝のベテランならまだしも、修行途中のコンペティターはそんなコスイ作戦を立ててはいけません。

 結局昔も今も、早く出て、早く上げて、早くスタートというのを実践できている人しか、上位にはつけられないと昨今改めて思います。僕が名づけている、「綺麗どころ。」(日本の大会だと、大体常時上位10位以内とかに入っているような人達。)で、それらを実践していない人は、ほとんどいないように思います。

 ただ、レースでの競技である場合は、サーマルトップまで上げて、スタートに間に合う時間に間に合う時間で出られれば、テイクオフをそんなにも急がなくていいという事も事実です。しかし、日本においては、ずーっと良い条件が続くことはほとんど無く、時に激渋になるようなことも多いですから、サーマルの波や、粘れるポイントを事前に探しておくために、早目にテイクオフして上げてしまった後、スタートまでの時間をそれらのリサーチにあてて、アドバンテージとして持っておくというのは、かなり重要な事です。

 四国三郎でも同じです。風が弱くて三頭山テイクオフから出づらいなあとか思って無駄に待っているうちに、強烈なブローや本流が入り始めて、超サイドの風になったり、強弱がありすぎて更に出づらくなったりとかはよくあることです。そしてテイクオフできず、スタート直前に出たりとか、スタートに遅れるとかなると、もう焦ってろくな事にならないというのは、自分の過去にもよくあった話しです・・・。

 早めにテイクオフして多くの情報を知り、十分な余裕を持った上でスタートするだけで、ギリギリで上がってきて、スタート前にその日のコンディションのリサーチが出来なかった人や、テイクオフが遅くスタートに間に合わず、焦った精神状態のまま闇雲に駒を進めてしまう人に比べると、格段に有利に試合を展開できることになります。

 なお、パラグライダーの競技に参加するにおいては、「渋い時に降りてしまうから、好条件でしかテイクオフをしたくない。」と、思うという事自体が競技に出られる腕ではないということを物語っていると同義であると個人的に思います。

 そういう人は、好条件でテイクオフしても、結局渋い条件で降りてしまうでしょうし、同じように、「風があまりよろしくない時は、ほぼ失敗してしまうからテイクオフは出来ない。」という方も、フライト技量の点において致命的です。

 こういう方については、大会に自分が好きなときに出て、なんとなくゴールできればいいかなというような、フリーフライト的な記念参加コンセプトでなければ、もう一度しっかりと、それらのマイナスポイントを払拭するため、とことん練習してそれらの問題を解決することをお勧めします。

 そしてある程度の技術を手にすれば、どう考えても早く出た方が有利であるということを改めて強く認識できるでしょうし、また、スキルアップにより、多少条件が渋くても少々粘った上で上げていくという事もできるようになってくるかと思います。そうすれば、自ずと成績アップが見えてきます。

 いつでもテイクオフが出来、いつでも安全にランディングが出来、そして、多少ショボくても粘れるような腕があってこそ、アグレッシブな競技フライトが出来るのです。

 という事で、成績が上がらずなんだかなあと思っているような方におきましては、それらを自分の扱いきれないような高性能グライダーのグライド性能と浮きだけでカバーしたりしようとするのではなく、ただただ己の技術を磨き、自由自在に操れる信頼の置ける愛機を持ってして、いつ何時も、アグレッシブにフライトすることでランクアップを目指されることを、強くおすすめしたいと思う次第です。

 「ちゃんと乗れるグライダー。」だからこそ高性能を発揮できるのです。コンペ機に乗るのが宝の持ち腐れ状態なら、宝になる自分が自信を持って乗れるグライダーに変えた方が余程良いと思います。

 そしてもう一つ、日本のエリアでの競技においてとても大切なのは、しぶとさ、粘りです。諦めず、その日フライトできるラストの時間まで飛んでいれば、ゴールできる時もあります。そしてそんな時にはほとんどの人が早々に諦めてゴールしていなかったりするため、ゴールすることで思いの外の好成績が転がってくることもあるのです。まず基本はゴール。ゴールタイムは確実なゴールを量産してからの次のテーマです。

 という事で最後に四国三郎においての具体的な想定タスクから考えてみます。、四国三郎では、午後になって川沿いに入ってくる海風などのバレーウインドの時間帯を、いかに早期に交わして早々にゴールできるかをポイントにするタスクが組まれることが非常に多いです。そしてそれに付随して、前半戦のスタート前や、対岸への渡りなどで、渋い時に粘れなかったり、きっちり雲底に上げられない人をふるい落とす形をコミッティーが狙うことも常套です。ただ、この点については実は常に付きまとう話しで、基本技術が磨かれていなければ、自ずと前記の事柄で遅れを取ります。

 それらをできる限りうまく交わすには、素早いテイクオフ、素早い上げ、素早いスタートという、最初に書いたことに帰結する訳です。結局は基礎技術の向上が競技巧者になる秘訣でもあるのです。

 良ければ頭の隅っこの方にでも置いて頂いて、参考にして頂ければ幸いです。

 皆様、ええ感じで飛んできてください。



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  1. 2015/11/20(金) 23:51:57|
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