鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

ディーラーズセーフティーミーティング体験記 その三

5月28日・29日の二日間、アエロタクト・エアーハート ディーラーズセーフティーミーティングに参加してきました。




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 格好は田舎のカールおじさんながら、行動と乗り物は超セレブだったために、気分的にメッチャ豪華な昼食を済ませた後は、本日ラストとなるフライトに挑みました。

 おっさんは、今回のちょっとしたテーマだった「今までやったことがないSAT」に挑戦してみることにしました。

 見たことは何度もあるSATですが、自分でやったことは未だ一度もなく、なぜならそれはひとえに己がビビりだからであるのと、実はぐるぐる回る系がオエッとなるので嫌だからなのですが、せっかくのマヌーバー講習、己のほっそいコンペ機とかで挑戦する必要もなく、しっかりと事前に教えてくださる超エキスパートの方々もいらっしゃるということで、やってみることにした訳です。

 本当は、セーフティーセミナーで、アクロバット系に挑戦してる場合ではなく、もっと真面目に異常飛行からの回復について探求するべきなんですが・・・。
 
 で、相談したところ、グライダーはノバのアクロ用グライダー、ハーネスも通常のものを借りられることに。その後、岡田さんから非常に丁寧にやり方を教わりました。

 しかし、根性なしのオッサンは、引けない予感がします。そのうち、自分の番が来て、三度トーイング。

 さすがはアクログライダー、若干動きが繊細で、ゴープロを弄っていたりするとコース修正の無線が入ります。そして、遂にその時がやって来ました。

 グイーっとブレークを引いていくのですが、そこそこ引き始めたところで、さすが小さなアクロ用グライダー、あっさりとスパイラルへと移行していきます。あっという間にいつも回ってるスピードを凌駕したのですが、それでもまだ引き続けないといけません。

 しかし、グルグル回るのが苦手なオッサンは、ザボンザボン言いながら尋常ではないスピードで、脱水機のように回るグライダーに、もうすっかり「助けて~、助けて~、誰かこのグルグルを止めてくれ~。オエ~っ。」と、泣きそうになりながら思うばかりで、それ以上は引くができず、あっさりブレークを戻して通常滑空へと戻ってしまったのでした。

 ですが、それで終わるわけにもいきません。再度チャレンジです。しかし同じく、根性のないオッサンは、もう少しでSATに入るのかどうかわかりませんが、もう半端じゃないスピードでディープスパイラルに入っている状況の中で、「オエ~オエ~っ!もうSATなんかどうでもええからこのグルグルを止めてくれ~。」というオエッと感で胸いっぱいになりつつアホみたいに回り高度を落としていくしかできなかったのでした。

 結局SATもクソもない状態で、更には勝利の舞(ウイングオーバー)をする高度も残らないという体たらく・・・。虚しく体重移動でローリング風の動きだけして、結果アクログライダーをなんら活用することもなく、オッサンのセーフティーミーティングフライトは終了したのでした。

 「引きが足りませんでしたね。」「フラストレーションが残りましたね。」というトップパイロットのお歴々の言葉にガッツリ凹みつつ、遠い目をするオッサン・・・。そしてその後のビデオレクチャーでも、前述の通り己の演技のヘボさを再確認する形となり、またも凹んだのでした。

 結果、なんともぴりっとしないフライトに終始しましたが、収穫はたくさんありました。

 兼ねてから、マヌーバートレーニングをすることは、全てのパイロットにとって非常に有用であると思っていた訳ですが、改めて今回、その思いをより強くしました。

 僕の場合は、昔のややこしいグライダーに乗っていた経験もあり、場合によっては意図せず異常飛行状態となり、自ずとそれを自力で直さないといけない状況となっていたが為に、それらの経験が今となっても対処技術として「貯金」になっています。

 よって、そういった状況になってもさして慌てたり、大きくおかしなことをしたりもしない要因となっています。そしてなにより、そういった状況で怖い思いをした経験が、「よりアグレッシブに、そういった異常飛行にならないように徹底的にコントロールを磨こう。」というモチベーションに未だ繋がっています。

 そんな訳で、今回においてもビビリが故に、チキチキとそうならないように操作してしまっている部分がありました。しかし個人的には、そのチキチキはチキンの表れでもありますし、自在にコントロールするという点ではダメですが、「異常飛行状態にさせない無意識の動き」としては悪くないものであったとも思ったりしています。

 セミナー中も何度も言われましたが、マヌーバーは、「異常な飛行状態にすることを目的とする。」ものではなく、「異常な飛行状態を如何にして素早く治すか、そして、最優先事項として如何にして異常飛行状態に持っていかないようにするか。」が目的であるという事を改めて認識した次第です。

 既にフランスなどにおいては、異常飛行状態をいかにリスクを少なくしてアグレッシブに通常滑空へと戻すかとか、あた、大会中の高性能機による高速グライドを想定して、クラバットにならないように、またクラバットしたとしても超スピードで治すことで沈下を最小限に留めるといったような、より高度で、安全にも繋がるマヌーバートレーニングをしているという情報も、非常に新鮮で、また勉強になりました。
 
 そしてなにより、昨今のグライダーの高い安全性と、マヌーバーを行った際のリスクの少なさをまざまざと知ることができたのも大きな収穫でした。

 よって皆様も無駄に恐れることなく、素晴らしい経験と、沢山のスキルを習得できる場として、セーフティーセミナーを受講されることを強くお勧めする次第です。ただ、セミナーの数本のマヌーバーでは中々技術的なスキルを全て修得することはできませんので
日頃からの自在で正確性の高いピッチング・ローリングなどの練習をされることは必須かと思います。

 ほんと良い経験になると思いますので、ぜひ一度は体験してみてください。

 なお、今回お世話になりましたスタッフの皆様方には、非常に良いトーイング・フライト環境。安全の確保。素晴らしい講習と、様々な点において大変お世話になりました。また、十数年ぶりに参加したこともあり、セーフティーセミナーの進化を大きく実感できる、様々な進歩を目の当たりにでき、大変勉強になりました。本当にありがとうございました。


 私信: K藤さんへ
      トーイングのサポートでは大変お世話になり、
      ありがとうございました。
      既に書きました通り、ゴープロの自画撮り、
      ろくなもんではなかったのでお見せ出来る状況に
      ございません。すみません。
      ただ、もしかすると笑いを取るために編集して
      アップするかもしれません。
      期待せず、お待ち頂ければと思います。



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  1. 2015/06/03(水) 23:00:43|
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