鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

何もしないことの難しさ

 先日このブログで、パラグライダーの安全基準評価が高いからといっても、それが潰れにくいということに直結する訳ではない(※なお、この事については下記注記もご参照下さい。)ということについて、熱く、うるさく書きまくりましたが、

その時の記事はこちらから↓
http://onitobi.blog20.fc2.com/blog-entry-1742.html

更にちょっとした補足を書いておきたいと思います。

※注記 といいつつも安全基準評価は、潰れにくいのではなかろうかという、ある程度の判断の目安にはなると思います。




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 安全基準の評価をするテストの際、静穏な大気中で、意図的に翼を潰した後、何もしない状態でどのように回復するかを判定しているということを、しっかりと心に留めることが大切なのではなかろうかということです。

 この、パラグライダーにおいて「なにもしない。つまり、極端に言えばブレークを放してじっとしている状態。」というのは、かなり難しいものです。

 自分の普段のフライトを考えてみると分かると思うのですが、飛んでいる時、ブレークを少し引いているとか、ちょっとした体重移動をしているとか、大体、何らかの操作をしている事が多いかと思います。特に初中級者の場合は、そのような状態が多いかと思います。

 また経験を積んで、ベテランと呼ばれたり、エキスパートと呼ばれるようなパイロットについては、何ら危険がなさそうな感じの気象条件であると思うような時は、時として両手手放しで写真を撮ったり、手放しのまま余裕をぶっこきまくって鼻くそをほじったりというような事もできるようになるかと思いますが、そんな経験豊富な人でも、いざなにか起こった時は、中々そんな時と同じように、なんもしないでフルグライドのままじっとしているという事はできないかと思います。

 自分も、未だ翼がサクッと逝きそうになった時は、なんもせんほうが良さそうな場合でも、なんかしようと思ったりしますし、また実際にチキチキアホみたいに動いてしまって、「なんもせんで良かったな・・・。」と思うことも少なくありません。

 また、以前白馬であった大会で、アホみたいな飛び方をして、落ちそうな空域でフライトをして実際にフルストールに陥って落ちそうになった時も、グライダーを何とかして飛ばさなければいけない状況において、ビビって少し(多分ブレークが効き始める位置から数センチ程)引いていて、滑空させる事ができないような状況になりました。

 その時の今読んでも恥ずかしいヘボい飛びの記事はこちらから↓
http://onitobi.blog20.fc2.com/blog-entry-271.html

 その時は、上記記事にも書きましたが、諦めて完全なフルグライド状態にしたことで、グライダーが滑空する感じに戻り、改めて、「しっかりバンザイするというのは、難しいもんやなあ・・・。」と思った訳ですが、そんな訳でパラグライダーで飛んでいる状態において、「なんもせん。」というのは、かなり難しいことだったりする訳です。

 という事で、潰れた後に、なんやかんやとまた潰れたりして落ちるというのは、大概が気流の影響というよりも、己のヘボい適切で無いチキチキ操作の影響である場合が多いのですが、だからと言ってなんもせんでブレークを離してしまった方が戻りが早いのかというと、鬼のようにチキチキ動くような人は事実そうかもしれませんが、一番早く回復するのは、「状況に応じた、適切な操作を行う。」ことだったりします。

 なお、この適切な操作の一つに、「なんもしない。」というのも、昨今の安全性の良いグライダーについては、少なからず含まれていたりする訳です。

 ただ上記に既に書いたように、「それを判断することが」、潰れをあまり経験していない初中級者の方にとっては、かなり難しいことだったりするのです。

 これを解決するには、もう修行をしまくって経験を積むしかありません。その修行の一つにマヌーバーもあるのですが、日本の短期型マヌーバースクールにおいては、残念ながら必要十分な反復練習を行うことができず、潰れを回復させたり、潰れのシステムを冷静に空中で判断できるような能力がしっかりつかないことも少なくありません。しかしこれは、マヌーバー体験を否定しているのではなく、あくまでも反復練習の頻度が残念ながら少ないという言を書いているだけで、体験すること自体については非常に有益で、また、スキルアップに貢献することだと思います。

 そのマヌーバーや、翼の回復動作については、中々普段のエリアでのフライトでは練習ができませんから、それらをリスクなく練習するために、翼を潰さないという事を体で覚えるのに一番いい練習方法が、「地上練習」すなわちこのブログで何度も書いている「千本立ち上げ」であることは、もうこのブログのパラグライダー関連のうだうだ記事を何度か読んでみた方にとっては、「耳タコ」な事ではないかと思います。

 結局また、ここに帰結する訳ですが、千本立ち上げを制することで、貴重な体験であるマヌーバーのシステムをよりしっかりと認識することもできますし、潰れの回復動作の際、時と場合によって、何もしない状態の方がいいかもしれんな、と判断するようなこともできるかと、そう思う次第です。

 ま、昔のグライダーの癖で、未だ翼がひくつくと、やらんでもいいのに軽く当ててしまいそうになる奴が、偉そうに書けるようなことでもないんですが、自分に言い聞かせるためにも、またここに書いておこうとそう思った次第です。

 なお再度書きますが、決してこの記事は「翼を回復させるためには、何もせん方がええ。」と言っている訳ではありませんので、誤解のないようにお願いできればと思います。


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  1. 2014/05/16(金) 23:33:30|
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