鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

初中級パラ講座 第15回 「 ソアリング実践 リッジソアリング その3」

 今回は、リッジソアリングの際に注意すべき点について、お送りしていきたいと思います。




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 まず、第一に注意するべき点は、前回も書きましたが「周囲警戒」です。

 リッジソアリングでは、他機と狭い空域を共有する事が少なくありませんので、常に十分な周囲警戒を行い、また、「自分が先だ!」というのではなく、むしろ常に譲ろうと思う位の広く余裕のある心を持ってフライトすることが、安全に楽しくリッジソアリングができる秘訣になります。

 また、時として明らかに全然周りを見ていないと思われるような「危なっかしい人」が、リッジソアリングをしていることもあります。毒を吐きますが自分の経験上、こういった方は残念ながら、飛ぶのが上手くなっても周囲警戒の能力はアップしない場合が多いように思います。よって、こういう人がいらっしゃった場合は、できるだけ絡まないようにフライトをすることをお勧めする次第です。

 次に注意する点は、「山に寄り過ぎない。」ということです。風の強弱で、急に山に寄り過ぎたり沈下したりで、山沈する可能性がありますし、他機との兼ね合いで、避けられないような自体になる可能性もあります。

 また風が強い時には、空気の流れと、障害物・起伏等が多い地表との摩擦抵抗が原因で、風が急速に弱まるという、「ウインドグラジェント」現象の影響で、風の吹いていない場所で大きく沈下し、山沈する可能性もあります。

 しっかりした上昇風がある場合には、無駄に山に寄る必要はありません。十分な安全マージンを取ってフライトすることをお勧めします。

 さて、最後に注意するべき重要な項目として、風下への流されと尾根裏や谷間でのリッジソアリングがあります。

 リッジソアリングにおいては、時に風向きが急に変化することで、風下から風上に戻ってくる際に、大きな沈下を伴ったり、風が強すぎて前へ出にくい、または出ないといった事になることがあります。

 また、急に風が強くなったにも関わらず、尾根の後ろ(尾根裏)の低い位置や、谷間の奥の風が収束する場所で飛んでいると、ローターを食らったり、強い風に捕まってしまって、前へ出なくなったり、最悪の場合にはバックしてしまうようなこともあります。

 リッジソアリングは基本的に、風が比較的強い時に行う場合が多いですから、上記のような事が起こる事を常に念頭に置いた上で、状況が変わったらどのように対応するべきかを事前にしっかりシミュレーションした上でフライトし、フライト中は常に風向きや風速に留意して、状況の変化にすぐに対応できるようにしておく必要があります。

 フライトの基本中の基本ですが、無理をしないという事は、リッジソアリングにおいてもやはり基本なのです。

 リッジソアリング中の風向き・風速の判断は、サーマルソアリングコンディションに比べると分かりやすくて判断しやすいです。リッジにおいて正確にそれらを判断できることは、サーマル条件下の判断においても、非常に役に立っていきます。

 初中級者の方はリッジソアリングを積極的に長時間行い、ソアリングや条件判断の能力をどんどんアップされていく事をお勧めする次第です。

 さて次回からは、サーマルソアリング条件下でのソアリングについて、書いていきたいと思います。


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  1. 2014/03/13(木) 22:03:14|
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