鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

京都北山登山 「八丁平」

 もうすっかり昔のことになる昨年の夏のことなのですが、8月初旬に京都では珍しい高層湿原があるという、八丁平に行きました。




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 八丁平は、滋賀県と京都の県境にあり、今回の登山口は滋賀県の葛川中学校から西に延びる林道を使いました。

 林道に入って少し行ったところに、幸いにも車を停められるスペースが有ったので、そこに車をおいて出発。沢沿いの比較的なだらかな林道を歩いて30分ほど行くと、沢を渡る簡易木橋があり、それを渡ったところから、更に沢沿いを上がっていく本格的な登山道となりました。

 登山道は分かりやすく、歩きやすい道でした。夏の沢沿いの道は涼しげで気持ちも良く、沢から外れたあとは、更に急峻で少しきついところもありましたが、八丁平へと降りていく尾根沿いにさして苦労もなく到着。あまり眺望が良い道ではありませんでしたが、途中で比良山系を眺められるような場所もありました。

 少し降りて行くと、八丁平に到着。湿原ということで、かなりな「湿原」妄想が膨らんでいた自分でしたが、夏真っ盛りだったせいか水も少なく、思っていた程の湿原具合ではなく少しがっかり。

 更にこの湿原の周辺だけが、登山道がめちゃくちゃ整備され、案内板などもやたら充実していてびっくりしました。もはや山ではなく公園の趣。

 自然保護を名目にした、税金による保護費用が、既得権益や利権のために、本来であれば要らないことに使われている気が思いっきりします。なお、昔はこの湿原の西側に、林道を作る計画もあった様子。林業の衰退や自然保護活動のお陰で計画は頓挫したようですが、産業発展の為にわざわざ京都では貴重な高層湿原のすぐ近くに林道を作ろうとした行政の考えは、個人的には理解できないものがあったりします。

 大体が京都の北山、驚くほど林道が多いです。在りし日の隆盛を極めた京都の林業の片鱗を見る思いですが、林業がすっかり衰退した今となっても、大金をかけて整備していると思われるスーパー林道系などの道を見ると、まさに税金の無駄遣いとしか言いようがありません。

 さて、そんな湿原周りの、素晴らしく整備された道を、ぐるっとひと回り歩くことにしました。湿原の西側に、峰床山という山があるのですが、湿原から遥かに高いという山ではなく、登頂を決めても特に見晴らしがいいという感じでもなかったので、今回はパスすることにしました。

 真夏に行ったが故に、湿原周りも、湿原の中も、特に沢山花が咲いていることなども少なく、「遙か秋にしたら良かった・・・。」と少し反省。しかし、湿原に注ぐ沢に可愛らしい黒いまんまる目をしたアカハライモリを見つけたり、一面に小さな白い花をさかせた野原を見つけたり、苔や熊笹の中を綺麗に流れる沢に心を洗われたりと、高層湿原を楽しむことは出来ました。

 <八丁平についての京都府ホームページの説明文(以下引用)>
 丹波高地東端、安曇川支流伊賀谷左俣の最上流域にある標高800~820mの湿原。

周囲が8丁あることにちなむ地名という。周囲は峰床山をはじめ標高900m程度の丹波層群からなる定高性山稜に囲まれ、南方に出口を持つ緩やかな高位谷を形成する。

 八丁平はその出口が崩壊により土砂で閉塞された結果、排水不良となり湿原化したと考えられる。低地全域がオオミズゴケに覆われた高層湿原で、乾燥化が進みアカマツやハイイヌツゲが侵入している。
 
 なお、地下約1mまでは泥炭層、それ以下では有機質粘土と砂礫との互層が地下2.5mまで堆積している。アカホヤ、AT両火山灰も確認されており、湿原の形成が2万年以前の最終氷期(MIS2)にさかのぼることを示す。また、ハッチョウトンボの生息地としても貴重である。西側を林道が建設予定であったが、ルートが変更され保存されることになった。

(引用ここまで)

 上記文章にも書いてありますが、乾燥化が進んでいるためと、鹿害や温暖化のせいもあるのか、木がかなり枯れていたり倒木があったりで、湿原周辺はかなり荒れていました。鹿よけのネットなども設置されていますが、あまり効果はない様子。一時だけ案内板の製作業者とかにお金落としてないで、こういう地味な継続系の作業に予算をかけたらええのにと強く思いましたが、継続系に継続してお金をかけるほどの予算がないので、一時的なもので消化して予算減を防いでるだけなんだろうなと、その無駄さ加減に呆れつつ、湿原周りを一周。下山することに。

 戻りはラスト右側にある木橋に行くべきところを、そのまま沢沿いに真っすぐ行ってしまって、後で戻るはめになりしたが、それが原因なのかなんなのか、木橋を渡ってふと自分の靴を見てみると、大量の「ヤマビル」が!!!!

 「ぎゃあーーーっ!」ヤマビルに襲われたの、たぶん今までで初めてです。
 
 靴も靴下も脱いで、ズボンもたくしあげて足チェック。既に吸われてたみたいで血ぃ出てるぅぅ。それに、今吸うてる奴いるぅぅぅ。取るん気持ち悪いぃぃぃ。ひいぃぃぃぃっ。
 
 という事で、なんとか愛用のビクトリノックスクラシックのナイフ(これ、キーホルダー代わりに鍵につないでポケットに入れとくと、ほんとなんだかんだ便利です。)で剥ぎ取ったり、ぶった切ったりで処理して、全てを排除。ああいうニョロン系嫌いなんでほんま嫌でした。


   



 なお、その後降りてきた学生らしい若い兄ちゃん達も、僕の姿を見て同じように足チェックをしていました。

 その後は昼に襲われることもなく林道を下って山歩き終了。

 行く時期が、景色がきれいな時期ではなかったことも良くなかったと思いますが、あまりにも湿原周辺が公園的で人工感がありすぎ、また行こうと思えない感じだったのが少し残念な山歩きになりました。

 ただ、峰床山・大悲山と先に伸びる形で歩いて行くと、また違う感想を持つだろうなとそう思いました。


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  1. 2014/03/05(水) 23:07:41|
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