鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

これは酷い

 久々に、パラグライダーワールドカップ関連のネタでも見てみるかとネットをうろうろしていたら、とんでもなく酷い話しが目に入りました。


ランキングアップが更新の励みになります。
クリックよろしくお願いします。


 現在パラグライダーの大会は、公的なパラグライダーの機体認証機関で、認証をとったグライダーでしか参加できないルールになっているのですが、その認証を取った後に、機体を改変してパイロットに納品していたメーカーがあったらしいのです。

 この事が、一月にあった2013年のワールドカップランキングトップおよび世界各地での大会ランキングトップ選手による頂上決戦である、スーパーファイナルにおいての機体チェックで発覚。

 そのグライダーを使用していた選手があまりにも多かったため、大会結果は確定せず、PWCA(ワールドカップ主催組織)に持ちかえって検討を行ったようなのですが、結果そのグライダーを使用していた選手は全て失格となったようです。ちなみに、まだ最終的な決定でないのかどうなのか、公式ホームページにはリザルト(成績)は未だ出ていません。

 全く酷い話しです。ちなみに、メーカーはオゾンです。

 何が酷いかって、グライダーを購入した顧客は、認証機であると思って買っている訳です。それがいくら良く飛ぶためとはいえ勝手に変えられた上、顧客に報告も、(まあそんな報告をしたら誰も買わないですが・・・。)また新たに認証を取ることもせず、大会前に納品するなんてありえません。

 必死に大会で飛んで、自分の結果がなんもないなんてありえません。こりゃもうすいませんとかそんなレベルではなく、全くもってお客様をバカにしまくった商売としか自分には思えません。返金+損害賠償訴訟を起こされても文句が言えないレベルではないかとまで思います。

 メーカー専属パイロットやファクトリー系のパイロットとかで、大会前に性能を上げたいと思う思惑があり、そんなことを行ったのかもしれませんが、そうであれば事情を知っている自分達だけで反則を行い、その責任を負えばいい訳です。
 
 それを何も知らない一般の、高いお金を出してグライダーを購入しているパイロットにまで、その責を負わせる形になったことがなにより最悪です。

 結局ばれたら誰も得をしないし、どでかい信頼の失墜と、損失を生みだす行為であるのに、何をとちくるってそんな事をしたのか理解不能です。まあ、パラ界結構アバウトなので、検査なんかされんやろうとたかをくくってたんでしょうか?

 なんにしても自分、そのあまりの話しの酷さに、言葉を失ったのでした。ちなみに、そのグライダー、現在でも認証をとれていない為、大会に出場することができない様子です。良く飛ぶ最新グライダーに乗って14年シーズンを、と思って買った人にとっては、全く「どないしてくれるねん!」と噴飯ものでしょうね。

 ただ自分は、トップレベルの大会にレギュレーションが入るという話しを聞いた時点でも、「ライン位はセッティングをいじる奴はいるだろうな。」とは思っていました。自分なんかはラインをいじれる技術も知識もないのでやりませんし、やっても悲しいかな大して成績が上がるとも思えないのでやりませんが、いじれる人は何ぼでも自分のリスクでいじれる上に、中々そういったライン弄りまでは検査できないという事があるだろうと思ったからです。パラのラインは、特にコンペ仕様のラインについては、伸び縮みも結構なものですから・・・。

 けど、結局ばれないと言っても、反則は反則。個人的にそんなせこいことをする奴は、「落ちてまえ!」と思う次第です。

 なお、今回のオゾンがやったことは、見られればバレバレの翼の寸法の改変。もはや確信犯。全く「あほちゃうか?」としか思えません。
 
 ただ、更に調べると、オゾンだけがいじっていた訳ではない様子も・・・。

 PWCAのスーパーファイナル後の、ENテスト機関で保存していたテスト機体と製品版でのグライダー確認では、ニビュークのアクセルシステムの長さに違いがあったとか、(ライザーを製品版であえて性能向上のために変えていたとすれば非認証機になります。)ジンのライザーのライン取りつけの設定位置が、機体がトリムライザー仕様(認証機でもトリムライザー使えるんですね。知りませんでした。)であったために、テスト版とで違う可能性があるとか、(もしテスト機と違ったとすれば、厳密には非認証機になります。)とか、そういったこともあるようです。ちなみにこれらは、スーパーファイナル時に他者から抗議されなかったことから不問の様子。

 確信犯的に翼形を変えたオゾンは、完全にアウトであると思いますが、厳密に判断すれば、他のメーカーも、同じく大会には参加できんって事になりますね。正統性を証明するには、それぞれ再認証を受けるしかなくなりますから・・・。

 しかしPWCAの中ではそうなっていないというのも、また、利権とか利益とか、メーカーとの関係とかなんだかんだが関わってる匂いがしてきますね。

 もし全メーカー再認証となったら、14年前半の大会は、無名ながら「真面目」な下位メーカーが優勝とか、上位メーカーの昨年までモデルでのプチクラッシック大会になることに???なんかアホみたいな事になりますな。

 まあ、メーカー同士のいやらしいつばぜり合いや追い落とし、グレーゾーンに入ることで出し抜いてやろうという思惑とか、選手同士の妬みやっかみとか足の引っ張り合いとか、この話しにはそんな陰というか、陰にもならないよくある話しが思いっきり見えてくる訳ですが、ただ大会をがっつり飛んで楽しみたいコンペティターにとっては、誰も望まない全く話しでしかないと思います。

 利権と利益誘導の汚いつばぜり合い、ほんと嫌なもんです。

 こういう事が今後二度と起こらないよう、ルール的にも、メーカーのコンプライアンス的にも、組織・メーカー共に、向上して欲しいと思う次第です。

 ただ、結局こんな事になるなら、昔みたいに自身のリスクで、レギュレーションなしのグライダーに乗るのが、一番すっきりするような気がします。極論で暴言ですが、速いけど危ないグライダーに乗れん人は、そんなんには乗らんかったらええ訳ですから。土台そんな人が危なくて速いのに乗っても、レベルの高い大会では全く勝てませんし・・・。

 元々がスカイスポーツ、危ないものであることは否めない訳ですから、その辺りのコントロールは大会関係者にしてもらうのではなく自分で判断して、自分がどのグライダーに乗って、どのレベルの大会に出るかを決めればいいだけだと、おっさんはそう思ったりするのです。



クリックお願いします。

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ


登山用品
関連記事

更新の励みになります。
クリックで応援、お願いします。











  1. 2014/02/14(金) 23:19:27|
  2. パラグライダー|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

  

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://onitobi.blog20.fc2.com/tb.php/1694-b866f20f