鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

オレたちの深夜特急 インド編 カルカッタ(現コルカタ) 3日目

この日は、昼頃までゴロゴロしていた。すると、宿に松ちゃんがやってきた。


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 一緒に昼飯を食べに行くことにして、ダブルマトンロールを食べる。ロールとは、トルコ料理のケバブのインドバージョンといった感じで、チャパティー様の小麦粉の生地に、野菜や肉などを巻いて、インドなのでもちろんカレー味のスパイシーさで仕上げたものだ。なお、ダブルマトンとは、その名の通り通常の二倍のマトンが入ってるもので、肉からしばらく離れていた自分にはかなり美味しかったのだった。

 その後、僕らはジャイナ寺院に行くことにした。地下鉄で向かうが、降りた駅は目的地の至近ではなかったようで、一向にどこに寺があるのかがわからない。現地人に聞いてみると、「バスに乗れ。」という。

 「ほんまかいな?」などと思いつつ歩いていると、そこにチャリに乗ったおっちゃんが登場し、「どこいくのん?」と聞いてくる。

 「ジャイナ寺に行きたいねん。」「そら向こうやで!」「いや、向こうにあるジャイナ寺やないんですわ。」とそんな風な会話をすると、おっちゃんはリクシャーワーラーに声をかけ、場所を聞いてくれたのだった。

 「これはいつもの、インド的親切からの自己利益狙いか。」と、そこそこのインド滞在で擦れまくった自分が身構えていると、おっちゃんは戻ってきて、「道の向こうに渡りいや。」と、言うと一緒について来て案内してくれ、更にはローカルの乗合バスを停めてくれ、何も要求することなく、にこやかに去っていったのだった。

 僕は自分の必要以上の警戒を恥じ、おっちゃんに感謝すると共に、カルカッタ、ベンガル人?の方々は、いい人が多いなあと、そんな風に思ったのだった。そして、バスを降りてからその後も、沢山の人達に道を教えてもらって、なんとか目的の寺に到着することができたのだった。

 そのジャイナ寺は、ド派手な装飾に彩られていて、日本の寺のイメージからは全くぶっ飛んでいたので僕は圧倒された。頼んでもいないのに、この寺も観光地ゆえ、ガイドのおっさんが目ざとくついてきて、色々説明をしてくれたのだが、まあ、中々におもろいおっさんだったので、10ルピーくれという要求は頑として飲まなかったが、5ルピーを渡して謝意を表しておいたのだった。

 寺の建物の周りにはやたら池などが配置してあり、全体的に水っぽかった。ただ、その水はきれいとは言えず、あまり神聖な感じはかもし出していなかった。寺の内部でジャイナ神の象を見る。真っ白な体に、金ラメの袈裟をまとい、真っ黒な眉毛と、まんまるのまっくろ目がついているといった、中々に変わった見た目の神さんがいたのだった。ジャイナ寺は中々興味深い変わった寺であった。

 宿に戻り、夕食は同宿のブイマックス君(彼はブイマックス(どでかいバイクの名前)に乗っていた。)と一緒に、タンドリーチキンを食べに行った。

 旅の終わりが近づき、僕はベジタリアン的ケチケチ生活からすっかり、肉生活へと変化していたのだが、タンドリーチキンを食べさせるその店は、なんと中級クラスのレストランで、マネージャーはスーツ、スタッフはインドの正装の民族衣装でバッチリ決めていた。

 そんな中に、タイで買ったペラペラの、ダサい腰ゴムのダブダブパンツと汚いTシャツを着た僕らが入っていくのであるから、浮きまくることこの上なかった。「これはヤバイ!!完全にマナーを失している。」と心ではかなり思いつつも、タンドリーチキン食べたさに僕らはそのままその店にいつづけ、すこぶる美味いチキンと、中級店ならではのナン。(小麦粉100%で作り、バターをふんだんに使用するナンは、インドでは高級な食べ物で、庶民派小麦以外に色々な穀物が混ざり、油脂含有量も少ないチャパティーを食べるのが一般的。)そして17ルピーもした高級紅茶をも、堪能しまくったのだった。

 更にその店は食事の美味しさだけでなく、サービスもまたかなり良かった。トイレに行った後には、手洗いの蛇口を捻ってくれ、石鹸を手渡し、タオルを広げて渡してくれるといったサービスマンがなんと2名もいて非常に快適だった。ただ、やはりどうしても自分のみすぼらしさには引っかかるものがあったのだが・・・。

 そんな訳で、食事にも、サービスにも、そしてすこぶる久しぶりのギンギンに効いたクーラー空間にもすっかり満足して、僕らは店を出たのだった。まあ、その分、支払いは一人155ルピーという、宿泊代を凌駕する金額となったのだったが・・・。

 豪華な食事を終えた僕らは、楽しく宿に戻り、そして色々と話しをした後、眠りについたのだった。

 つづく

この記事は、リンクコラム形式になっており、記事中にも出てくる熊猫師(師)のブログ、「BBB」Baseball馬鹿 Blogでは、同時期における、彼の視点から見たアジア旅行について書いています。(アジア旅行編第一便は既に完結。先日、第2便も最終回を迎えました。)楽しんで頂けるかと思いますので、

↓ こちらをクリックして頂いて、
「BBB」 オレたちの深夜特急シリーズ
是非ご覧下さい。

 ※このアジア旅行は1996年から1997年にかけてしたものです。現在の各地の現状とは大きく違うと考えられますので、旅行者の方の情報源とは成り得ないと思います。ご注意下さい。 



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  1. 2013/11/11(月) 22:02:09|
  2. 俺たちの「深夜特急」|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

  

コメント

17ルピーのチャイ?
155ルピーの食事?
お大臣だな。
でも、この話し、初耳だよ。

ジャイナ教といえば、自分はカルカッタの街で全裸で歩く男を見たよ。
思わず「ジャイナ教の信者か?」と思ったね。
まさに無所有だったからね。

しかし、今考えると無所有ってあり得ないね。
だって、人間は体も心も所有しているよ。

  1. 2013/11/15(金) 00:00:43 |
  2. URL |
  3. 熊猫 #-
  4. [ 編集]

そうだな

言ってなかったかもなあ・・・。

なんせあの頃の俺達の海外貧乏旅行の価値観は、「贅沢は敵!ケチケチこそバックパッカー。」だったから、師に話してそのお大臣ぶりを馬鹿にされるのを恐れたのかもしれないな。

ちなみにジャイナ教、ウィキペディアで調べると無所有を徹底しているのは裸行派というらしい。無所有を徹底するが故に衣服を着用しない=裸=裸行ということになるようだ。

けど、師も書いているように、生きているだけで人は既に無所有にはなれない存在であると俺も強く思うよ。宗教を信じるという概念も既に、強く一つの思念を所有している訳だし・・・。

なお、ジャイナ教において着衣を認める一派は、白衣派というらしいよ。

さて、インドでは、時として裸のおっさんが歩いてたりしたよね。ジャイナ教信者ではなさそうな、半裸のおっさんとかも結構いたように思う。

今でもそんなおっさんとか居るのかなあ・・・。インドなら今でも居そうな気がするけど。

インド、やっぱり不思議な国だったなあ。

  1. 2013/11/20(水) 17:29:15 |
  2. URL |
  3. 高鬼 #bBUgYcK2
  4. [ 編集]

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