鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

地形から考察するサーマルのこと その3

 第3回の今回は、牛松山のサーマルポイントについて考察していきたいと思います。



ランキングアップが更新の励みになります。
クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ


 過日、牛松山に登った時に山の傾斜として感じたのは、麓から結構急な斜面を登る形になり、中腹において若干ダラダラ系になり、頂上近くから再び急斜面になるというものでした。これから想像できるサーマルポイントというのは、おっ立っている麓付近の斜面、及び山頂付近という形になります。

 

牛松山k



そして、地形図を見て分かるように、牛松山は周りに同じような高さの高い山がなく、独立峰の趣を呈しています。山頂の南側に何本もの尾根を持ち収束しやすすそうな受け面を持っており、牛松山南側の麓の地形的にも南風や南西風を綺麗に受け、頂上付近へと収束しやすい状況になっていると考えられます。

 よって、牛松山のサーマルのポイントとしては、頂上付近が一番強いであろうということが予測出来ます。

 実際、牛松山においては、頂上付近で良いサーマルにあたることがほとんどで、また、風の弱い日などは頂上付近でコンバージェンスが発生することも多く、牛松山上空に綺麗な積雲がぽっこり浮かぶことも多かったりします。

 個人的には、双子山頂の趣もある三郎ヶ岳より、独立峰の趣があるこの牛松山の方が、よりシンプルに頂上付近が一番のサーマルポイントとなるとそう思います。

 三郎ヶ岳が時として、三郎山頂の東側にある頂上空、つまり丁度高圧線が通っているあたりで、非常に良いサーマルが発生するのは、双子山頂であるからという事もあるのではないかと思うのです。

 一方の牛松山は、山頂の周りに他に高い場所がありません、よって、風のぶつかりも、サーマルも、シンプルに山頂を起点として発生すると考えられます。

 という事で、下に牛松山周辺での風の吹き方やサーマルポイントを記入した地形図を掲示しておきます。牛松山に行く場合は、ランディングに戻ることを考えると、南もしくは南西の風が吹く時に行く事が多いかと思いますので、それに対応した風の流れやサーマルポイントを書いてあります。



牛松山
赤斜線=サーマルポイント
水色矢印=吹き抜けポイント 
※これを見るとやはり、牛松山への谷渡りにおいては
十分な高度が必要だと、お分かり頂けるかと思います。
  


 という事で、3回に渡ってお送りして来ました、「地形で考察するサーマルのこと。」これにておしまいです。

 高度さえしっかりあれば、三郎ヶ岳南側の低い尾根上でフガフガ上げなおさなくても、ダイレクトで牛松山山頂につけて、勝負をかけた方がいいかもしれない。そんな風に今回考えて思った次第です。

 大きな空域でフライトしたことがなくても、こういった感じで地形図を見ながら、色々と考察したり予測したりするというのは、いずれクロスカントリーフライトなどをする際のフライトプランを立てる時に非常に役に立ちます。また、大きな風の流れを考えることで、小さな空域の風の吹き方も、また予測できること言うこともあります。
 
 もちろん逆である、小さな空域の風の吹き方が分かるがゆえに、大きな空域の予測ができる、ということもしかりですが・・・。

 という事で、時には地形図を見たり、自分が飛んでいる山に登ったり、歩いたりしてみて、色々と考えてみるのもいいのではないでしょうか。


まあまあ考えさせられるものがあったと思ったら
クリックお願いします。

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ


登山用品
関連記事

更新の励みになります。
クリックで応援、お願いします。











  1. 2013/04/18(木) 23:05:04|
  2. パラグライダー講座|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

  

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://onitobi.blog20.fc2.com/tb.php/1570-f14857b5