鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

地形から考察するサーマルのこと その1

 先日、亀岡エリアのサーマルポイントである、「牛松山」に登ってきたのですが、その時に思った、地形から考えるサーマルのことについて、今日は書いてみたいと思います。


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 先日、「牛松山」に登った記事を書きましたが、↓
http://onitobi.blog20.fc2.com/blog-entry-1562.html

 その後、テイクオフのある三郎ヶ岳にも、久々に登ってみました。

 三郎ヶ岳についてはバーズパラグライダースクールさんがルート作りをされた登山道があるのですが、この時は、そのルートの尾根を挟んだ北側にある沢筋を登っていき、最終的には一つ北側の尾根を上がるというルートで歩いてみました。

 そして、三郎ヶ岳と牛松山を比べてみたりして、地形によるサーマルの出方について僕なりに考察してみました。

 まずは、三郎ヶ岳と牛松山周辺の地形図をご覧ください。(クリックで別ウインドウにて拡大されます。)

 ※今回の地形図は、
  カシミール http://www.kashmir3d.com/

  そして、国土地理院のウォッちず及び基盤地図情報サイトの標高データを
  使用して作成し、使わせて頂いております。ありがとうございます。

  国土地理院ホームページ http://www.gsi.go.jp/

 
三郎ヶ岳&牛松山


 三郎ヶ岳の高さは616m、牛松山は634m。実は牛松山の方が高かったということに、自分は先日初めて気づきました。牛松山の上を飛ぶ時は、帰りのこともあるので結構高い高度で行くことが多く、いつも見下ろしているので三郎より低いとばかり思っていました。

 地形図で山の形をみてみると、三郎ヶ岳は東側にちょっとした谷を挟んで、より高い頂を持つ山があります。この山があることで、東風の時にその本流をブロックしてフライトが出来るということが考えられます。

 が、これらの頂を迂回する東風がローターとなり、風のブロックの程度を読みを間違えて無理にフライトしたりすると、テイクオフ直後などにどえらい目に合うということも、また考えられます。

 三郎ヶ岳山頂の南北の尾根の東側は、綺麗に風を受け、リッジが取れそうな雰囲気も漂っています。しかし、純粋に南北ではなく南南東方向でリッジが形成されていて、三郎近辺で特に午前中に良く吹く事が多い、東風や南東風の場合、風を受け流してしまいやすいと考えられることや、比較的近い位置に、谷を挟んでほぼ平行に尾根が並んでいることで風がブロックされ、リッジ風にまでは形成されないのではないかと予測出来ます。

 一方の牛松山は、まわりに高い頂もなく、独立峰の趣です。意外におったっており、また、思った以上に綺麗に風を受ける形をしているので、牛松山がどでかいサーマルポイントになるというのもよく分かる気がします。

 なお、牛松山の西側には、三郎ヶ岳まで続く谷が南北につながっていて、ここは南や南西風の時には、思いっきり風が吹き込む形になると思います。南成分の風が吹く日に、三郎から牛松に渡る際、高度が低いと思いっきりハマるというのは、そのためだと思われます。

 という事で、南風や南西風の時に、おおまかに谷を吹き抜けるであろう風のイメージを上記地形図に書き加えてみました。




三郎ヶ岳&牛松山k




この吹き抜けのイメージというのは、地形図を見れば半ば容易に予測できるかと思います。また、三郎から牛松までの南南東尾根の伸び方や、麓の高度の低い位置もまた、尾根と平行な感じで南南東で形成されていること、そして尾根西側の傾斜が、意外におっ立っていないことを考えると、南風や南西風は、綺麗に斜面正面で受けることなく、舐めるような形になり、また、おったっていないことで尾根上の風もさほど吹き上がらないであろうと考えられますので、三郎エリア周辺の尾根が、あまり典型的なリッジ条件にならないというのも、分かるような気がします。

 では次に、それぞれの山の形から想像されるサーマル発生について考えていきたいと思います。これについては、既にかなり長くなったので、次回に持ち越したいと思います。


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  1. 2013/04/14(日) 23:12:28|
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