鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

読み、気持ちいい程あたる

 亀岡エリアは、北成分の風が入ると、あちらこちらでコンバージェンスが発生し、ギンギンのコンディションになる事が時としてあります。そんな日に、久々にソロフライトをしました。



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 前日のフライト条件の情報などから、この日も北成分が残って、かなり条件はいいのではなかろうかと思い、お昼過ぎにテイクオフしたのですが、好条件になるのは13時から14時くらいだろうという予想通り、出てすぐはあまりガツンとは上がりませんでした。

 そこで、その時間の頭打ちポイントである所まで上げきっては、北側にある紅葉山方向へ谷渡りをし、谷を渡ったところの尾根のトップで、再度サーマルを引っ掛けられるかを試し、ダメな場合は再びテイクオフ方向へ戻るというのを、2度程繰り返しました。そんな中、少しコンディションがたれる条件になり、ステイが苦しい中、ショット系のサーマルでグラグラなりつつ、なんとか粘るというタイミングがやって来ました。

 こういった状態は、風の変わり目になっていたりすることも多く、それゆえに荒れ気味になるということも少なくありません。ただ、この荒れた渋い波を乗り切れば、その後好条件になるということも往々にしてあります。粘りながらソアリングしつつ、高い位置に目をやってみると、さっきまでまだ低めだった雲底は結構上がっており、更に積雲の発達は活発になり、何ヶ所かでクラウドストリートも形成されていました。

 「ここで雲底まで上がったら、雲にそって移動を始めよう。」そう思いつつ、更にソアリングを続けます。幸い、ショットサーマルは時に崩れてなくなりつつも、そこかしこで発生していたため、うまくそれらを乗り継いで、グイグイ育ついいサーマルに乗ることができました。

 ここで雲を見ると、テイクオフから北側の紅葉山方向へ、尾根上にかなり大きめの積雲によるクラウドストリートができており、また、テイクオフから氷室の郷がある北西方向にもう一つのクラウドストリートができていて、そのクラウドストリートは、氷室の郷辺りから紅葉山の先の方と、八木の練習場方向に、Y字型に枝分かれして雲を形成していました。更には、ちょうど氷室の郷辺りで、1機雲底近くにつけているグライダーも見えました。

 「これはもう、クラウドストリートの下を飛んでいれば吸い上げでガンガン上がる条件だろう。ということは、今ここで更に上げなくても、吸い上げを利用してグライドし始めた方が効率がいいな。」とそう思い、確か1300m程の高度だったと思いますが、氷室の郷方向に移動していくことにしました。

 サーマルから離脱してグライドを始め、次の雲の下に入ると、予想通りいい感じで吸い上げのリフトが続いていました。雲中に入ってしまったり、あまり雲底近くまで上げ過ぎると、雲の際や、クラウドストリートのでき方などが確認できないので、上がり過ぎないようにアクセルを使用して沈下を少し増やしたり、コースを変えて強い吸い上げを食らわないようにして、1500ちょいまで高度を上げつつ、グライドを続けました。(ちなみにこの日の雲底高度は、1600m程だったようです。)

 上空の風は北もしくは北北西、つまり進行方向右側もしくは少し右から吹いているようで、雲は右から左へと流されていました。自分がいるクラウドストリートと紅葉山等の南北に連なる尾根上にあるストリートはほぼ平行で、その間の地上は、それら雲の影響で完全に日陰になっていたので、日斜がある地上面からのサーマルが期待できる、雲の少し北西側=進行方向左方向にコースを取りました。

 このコースを取ったのは、右側のコースを取るとグライドが少しアゲインスト側に向いてしまうことで効率が悪くなることや、右から左に流れる雲の下を通るのであれば、雲から離れる方向になる右ではなく、雲の左側のコースの方が効率がいいだろうという理由もありました。

 注:クラウドストリートについてのグライド、ソアリングなどについては、「サーマルフライング」という書籍に、非常に詳しく解説がしてあります。このブログでも紹介したことがありますが、この本は僕もお勧めします。








 幸い、更に進んでいっても高度が急激に落ちる気配なく、また八木の練習場近くには、大きな積雲と別のクラウドストリートが形成されていたこともあったので、そのままグライドを続けて八木へと向かいました。

 結果、移動を始めたタイミングが中々良かったようで、八木練習場の手前にある京都縦貫道のサービスエリアには、1200m程の高度で到達し、ちょうど上の方にあった雲の吸い上げを利用して、しばらくのあいだソアリングをしながらちょこっと高度を稼ぎ、あたりの景色などを堪能した後、今度は、テイクオフ方向へと続いているクラウドストリートの下をグライドしながら、サイドフォローの北西風に乗って、ランディング近辺へと戻ったのでした。

 ほぼ真っすぐ戻りましたが、高度はまだ700m以上残っていたかと思います。ちょうどこの頃、クラウドストリートで陰っていた状態から、雲が移動して日射が入り、低空においても一帯に大きなリフト帯ができたことにより、吸い上げの及ばない高度でも、沈下が増えなかった原因かと思います。

 という事で、特に技術的に苦労することもなく、ただ読みがことごとく当たったというだけで、念願だった八木に行く事ができました。

 ですが、気持ちいい程読みが当たったので、久々にとても気持ちの良いフライトとなりました。久々に内容の良いフライトをしたという感じだったので、後々の自己フライト分析のためにもどんな風に考えて飛んだかを記録し、自画自賛してみました。失礼しました。

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  1. 2012/09/21(金) 23:00:47|
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