鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

亀岡 三郎ケ岳エリアの飛び方 その参

 今回は、三郎ケ岳エリアでの移動の仕方について書いていきたいと思います。



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 ○亀岡 三郎ヶ岳エリアの移動の仕方

 このシリーズ記事の壱で書いた通り、三郎ヶ岳エリアは典型的なコンバージェンスエリアですから、コンバージェンス発生のタイミングや場所などを予測・推定しつつ移動していくことが、とても重要になります。

 ただ、これは特に沖(平地側)に出た時に非常に重要な事であり、三郎ヶ岳南北の尾根上、つまり山の上においてはそれほど重要視する必要はありません。
 
 尾根上については、どちらから風が吹いているかという事をしっかり把握した上で、その風だと、どの面からブローが上がってくるのか、また、どの尾根がトリガーになりうるのかを考えることが重要です。

 三郎ヶ岳エリアは、前述の通り南もしくは北ベースの風が吹く事が多いですから、テイクオフした直後、そのベースの風の向きで、北尾根もしくは南尾根のどちらが上がりやすいかを最初にシミュレーションしておく必要があります。そして、その尾根上でしっかり高度を獲得し、雲底に着けた上で、尾根上の移動であれば、風上方向へ移動し、フォロー側に戻ってくるという形で移動する事が基本になります。

 もちろん慣れてくれば、最初からフォロー側に流して、アゲインストの風で戻ってくることも可能ですし、沖(平地)に出して平地をぐるっと回って戻ってくる事も可能ですが、慣れないうちは、どこのエリアであっても同じセオリーだと思いますが、前記のようにアゲインストに進んでフォローで戻るのが基本になります。

 さて、山側でそこそこ移動ができるようになったら、次は平地側に出て、ふたたび山側に戻る、もしくは平地側のグラウンドサーマルを繋ぎながら遠くまで移動して戻ってくるというのを試してみましょう。

 亀岡盆地は平地の起伏が少なく、また、建物なども少なく、サーマルのトリガーとなる出っ張りがすくないですから、グラウンドサーマルのトリガーを予測することはなかなか難しいです。平地に出て降りる事なく移動するためには、地面を見るより空を見て、積雲やクラウドストリートなどを観察しつつ、コンバージェンス発生や、コンディションの良し悪しを判断するのがいいと思います。よって、雲がないブルーサーマル条件だと、平地側の移動はかなり難しくなると思います。

 また、コンバージェンスの発生で良い条件になっていると思われる場合は、それが長時間継続するとは思わない方がいいでしょう。コンバージェンスにも波があり、渋くなったタイミングで移動してしまうとあえなく撃沈してしまうということを、しっかりと認識して、確実に上げなおすことができたり、高度をキープできるであろうサーマルポイントに余裕を持って戻れるマージンを取った上で移動するのがいいでしょう。

 ただ、時として、コンバージェンス条件に、アーベント等が混じり、どこに行っても下がらないというような条件の日もあります。この場合、テイクオフ近くで雲底まで着けてからは、ただまっすぐ飛んでいても、ほとんど高度が下がらず、また、どちらがアゲインストかよく分からない感じで快適に移動できたりしますので、そんな場合は、その波がいつ終わるかだけに注視しつつ、アグレッシブに移動してみるようにしましょう。

 なお、エリアに慣れていない方は、ホームエリアとしているフライヤーの方の中に、サーマルポイントなどを熟知している上手なフライヤーの方が必ずいらっしゃいます。よってそんなエキスパートパイロットの方々に、テイクオフ近辺のトリガーポイントなどをフライト前に聞いておかれることをお勧めします。

 もちろん、エリア管理者であり日本を代表するトップコンペティターでもあるインストラクターの大澤校長も、卓越した様々なエリア情報を持っていらっしゃいますので、色々と聞いてみられることをお勧めします。

 ただ、これらの情報については、「好条件に対して早めのゲートオープンとなっているが為、渋い中でも粘れる選手。」とか、「ブローがごっつくきつくて難しい中や、逆に強いサーマルが前で出ていてテイクオフ近辺が無風もしくは微フォローとかでも、サクッとテイクオフ出来る選手。」とか、「テイクオフ前の大勢の選手の監視の中、長時間の待ちやテイクオフの取りやめ、失敗にブーイングさえ起きかねない状況の中、それらを大して気にせず、また、それらのプレッシャーに負けず己のペースでテイクオフ出来る選手。」とかいったような、なんだかんだでトップクラスの技術を持つ選手のみに有効な情報だったりします。そういうある程度しっかり腕のある選手でなければ、それらサーマル情報などを有効に使う事ができないからです。

  という事で、「まだまだ修行中の身。」とかであるのであれば、「あえて朝一から入れ込みすぎずに、気楽な感じで中盤以降で出て、自分のペースでレースを展開してみる。」とかいうのもいいのではないかと思います。

  まあ、これは、決死の思いで場所取りとか順番押えとかが好きではなく、それ故に向いてないと思われる僕特有の考えかもしれないのですが・・・。それと自分の、「ヘボいのに入れ込んでも、いつもより飛ぶスピードがはよなったり、うまなったりせん。結局淡々といつものようにやるのが一番」という考えに基づくものなんですが・・・。

 という事で、三回に分けて色々と書いてきましたが、少しでも役に立つようであれば幸いです。

 なお、「こんな事について教えて欲しい。」とか、「これについては良く分からん。」とか、「大切な情報が書いてないぞ。」とかありましたら、ブログ右側の連絡用フォームか、下記コメント欄で管理者だけに表示を許可するにチェックを入れて下されば、筆者のみに連絡頂けますので、お気軽にご意見下さい。

 随時、加筆修正などして、より充実させていきたいと考えております。

 なお、亀岡においての大会でのタスクのこなし方については、以前個人的に思ったり、その時の気象条件と絡めてなんだかんだと書いた記事もアップしております。かなり辛口で放言していますが、よろしければご覧下さい。

  http://onitobi.blog20.fc2.com/blog-entry-1265.html

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