鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

亀岡 三郎ケ岳エリアの飛び方 その壱

 亀岡 三郎ケ岳エリアは、僕にとって今ではホームエリアといっていいエリアなのですが、今までこのエリアについては、このブログでは書いて来なかったような気がします。という事で今回は、僕が思う三郎ヶ岳エリアの飛び方について、2回に分けて書いてみようと思います。(結果3回になっていますが・・・。)




ランキングアップが更新の励みになります。
クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ


 亀岡 三郎ヶ岳エリアはバーズパラグライダースクールさんが管理運営されています。
バーズパラグライダースクールさんのHP → http://birds-para.com/welcome.htm

 今回は、気象条件の傾向及び、フライト条件について書いてみたいと思います。

 三郎ケ岳エリアは、西向きのテイクオフを持つエリアです。午前中の、西側斜面などに日照がしっかり当たらない時間は、強いサーマルが出ることが少なく、渋い場合が多いです。サーマルが活発になるのは11時以降が多く、しっかりサーマルが出る時間が12時、13時過ぎになる事も少なくありません。

 西側斜面をテイクオフに持つエリアということで、基本的には、午後からより良くなるエリアであるという認識がよろしいかと思います。

 基本的な本流の風ですが、亀岡盆地の南北を桂川が流れ、また、東西を愛宕山などの比較的高い山々で囲まれている地形である事から、南や北からの風が吹き易くなっており、南及び北ベースの本流が吹く事が多いです。東や西の風が吹く様な時は、山を越えて強烈に入ってくる場合も多く、東風の場合はよほど弱くなければフライトは厳しく、また、西風の場合は、フライトできるような場合でも、強めの風であることが多いです。

 なお、上記の様な地形的要因による局地風の吹き方により、午前中に北や南ベースの風が吹き、午後からグラウンドからの南風・西風ブローや、午前中と逆の風である南や北からの風が入ってくるような条件になると、山側だけでなく、平地側でもあちらこちらでコンバージェンスが発生する好条件となり、綺麗にクラウドストリートが形成されることがあります。

 また、比較的風の弱い日にも、あちらこちらでコンバージェンスが発生するような条件になります。朝から風が弱く、最初は東側にある京都盆地サイドが温まり、弱い東成分のブローが吹いて、午後から亀岡盆地が温まり始めて南や南西、西のブローが入ってくると、三郎ヶ岳のある南北の尾根上は、もれなくサーマルポイントとなるようなコンバージェンス状態になりますし、風が弱く本流がコロコロと変わるような日には、山側平地側に関わらず、いろいろな所で風がぶつかってコンバージェンスを形成し、サーマルが発生することがあります。

 なお、春から秋にかけての14時以降に、コンバージェンスとアーベントが合体したような形で、どこでも下がらずに飛べるような条件になる事もあります。また、前述の通り西向きのエリアなので、夏場だと18時・19時になってもなお、アーベントでずーっと飛べるというようなこともあります。

 ただ、亀岡は盆地でありながら、盆地内に低く雲が垂れ込め、全体的に吸い上げでフライトし放題という条件にはほとんどなりません。これは、亀岡盆地を形成する山々の外側に、篠山や愛宕山など、更に高い山々が連なっているために、雲底が低くなりにくいことや、風が穏やかな日には、雲がテイクオフ高度同等の高さで垂れ込めるというより、雲海になるほど低くなることが多い事などが理由ではないかと思います。

 これらのフライト条件の特徴から、三郎ヶ岳エリアは、典型的なコンバージェンスエリアであると認識して頂くのがよいかと思います。

 よって比較的分かりやすい、いかにもサーマルが出るであろうと判断できる山側のサーマルポイントは別として、平地側(グラウンドサイド)のサーマルポイントについては、亀岡盆地に比較的起伏が少ないがゆえ、はっきりとサーマルトリガーになると予測される場所が、経験を積んだ上でデータの蓄積がなければ判断しづらく、また平地のサーマルのほとんどが、コンバージェンス絡みであることも考えると、かなり読みづらいと思います。

 そんな訳で、平地に向かっての移動については、渋い時間帯かいい時間帯なのか、また、コンバージェンスの範囲や場所、継続する時間の読み等が非常に重要な要素となるでしょう。

 ただ、日本のエリアはほとんどがコンバージェンスエリアと言ってもいいかと思いますので、三郎ヶ岳エリアで平地サイドを降りることなく、比較的自在に移動できるように修行していければ、かなりフライトスキルは上がり、どこのエリアにおいても、いい感じで飛べるのではないかと思います。

 なお、前述の通りアーベントであっても条件が良くなると降りることすら結構難しくなるような事もありますので、初中級者であっても数時間、大きなリスクを負うことなく楽しくフライトできる時もあります。

 個人的には、気象条件やフライト条件的には、あまりハードになることが少なく、サーマルの強さも初中級者から上級者まで飛べるバランスの取れた、リスクの比較的少ないエリアではないかと思います。

 という事で、次回はテイクオフやランディング、及び空域を広げるフライト等に関して書いてみたいと思います。



クリックの程どうかよろしくお願い致します。

にほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ


アウトドアグッズ


関連記事

更新の励みになります。
クリックで応援、お願いします。











  1. 2012/03/13(火) 23:34:29|
  2. パラグライダー講座|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

  

コメント

コンバージェンス

なるほど、午前と午後の日照によって発生する風向きの変化によって、コンバージェンスが発生する理由が良く分かりました。そういう大きな流れを頭の中に描いておいて、上がりそうな場所や時間帯等を考えフライトプランを立てるようにしたいと思います。

  1. 2012/03/20(火) 08:39:52 |
  2. URL |
  3. ふじはら #-
  4. [ 編集]

フライトプラン組立の参考に

少しでもなるようであれば幸いです。
コメントありがとうございました。

  1. 2012/03/21(水) 01:06:13 |
  2. URL |
  3. 高鬼 #bBUgYcK2
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://onitobi.blog20.fc2.com/tb.php/1405-5f7650fc