鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

風のパワー

 すっかり冬の風になった今日この頃、さぶい風が吹くテイクオフでふと思ったのは、風のパワーについてのことでした。



一日一回のクリック、どうかよろしくお願いします。  
人気ブログランキングへにほんブログ村 その他スポーツブログ スカイスポーツへ


 空気の密度が、季節や温度によって変化することはご存知かと思います。気温や湿度が高いほど、また、気圧が低いほど空気の密度は薄くなり、気温や湿度が低いほど、また、気圧が高いほど空気の密度は濃くなります。

 テイクオフの高度が上がるほど、気圧は低くなりますので、空気は薄くなり、よってエアーの入りが悪くなるため、立ち上げはしにくくなります。

 これをまだ認識していなかった僕は、もう10年ほど前になりますが、標高のかなり高い高原エリアから、茨城は足尾のテイクオフへ行った際、いつもと同じように思い切りライザーにテンションを掛けて立ち上げを行い、鬼のような勢いで上がってきたグライダーを抑えることが出来ず、おもいっきり傾いたグライダーに引きずられ、ゴロンゴロンとテイクオフを転がり、スタチンしたことがあります。

 また、日本が冬の間、夏のオーストラリアの激風でテイクオフしたり飛んでいた事で調子に乗り、春の日本に戻った際、「これくらいなら豪の60%位の風やから楽勝や。」などと安易に考えてテイクオフし、怖い目にあったこともあります。

 なお、こういった事象については、風のパワーだけではなく、日本の地形や、気象の変わり方のサイクル、山での風の吹き方の違いなども関係していると思われますが・・・。

 あと、海風エリアでフライトしている方が、いつも海岸沿いの10m位の風でテイクオフしているから大丈夫だと、5m位の山での風で楽勝だと出ようとして吹っ飛ばされたりすることがありますが、これについては、海風には多くの水分が含まれているためにパワーが弱いとか、基本的に平面を吹いてくる風なので風の強弱に大きな波がなく一定であること、また、海風エリアが比較的温暖な太平洋側や南方面に多く、気温が高いこと等があって、風のパワーが比較的マイルドであるということが関係しているのではないかと思います。

 という事で日本においては、夏場は気温が高く、湿度も高いことが多いので風のパワーは比較的しょぼく、冬場は気温が低く、湿度も低いので風のパワーが強いという風に認識しておいて、あまり間違いはないかと思う次第です。なお、フライト条件については、これに気温減率が絡んできたりして、好条件になったり、もひとつぱっとしなかったりということになるのではなかろうかと思う次第です。

 そんな訳で、気温や湿度などによる風のパワーの変化についての認識をしておくと、無駄にテイクオフで危険な目にあったり、無理をしすぎることもないかと思います。また、その日の風のパワーを予測しておいて、それに合わせてテイクオフ時の操作などについてもあらかじめ想定しておくと、スタチンもぐっと減るかもしれません。

風向計 風速計 GPS
関連記事

更新の励みになります。
クリックで応援、お願いします。











  1. 2011/12/14(水) 23:25:28|
  2. パラグライダー|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

  

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://onitobi.blog20.fc2.com/tb.php/1366-53794473