鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

ウッディーバレーハーネス X-ALPS GTO

 この記事、一応ハーネス紹介の体は取っていますが、ほぼ私信です。



 ウッディーバレー社から出た、新しいハーネス、X-ALPS GTOとはどんなハーネスなのか?というご質問を頂き、ちょっと調べてみました。

 その名の通り、エックスアルプスでの使用を目的とした、プロテクションなしで脅威の軽さ2.6kgを実現した「レースバージョン」と、認証を受けたプロテクションや取り外し可能なフロントコクピット、フロント下部のレスキューパラシュートコンテナなどを装備し、素材強度をアップし、通常のフライトで十分に使用できる仕様で、4.5kgというこれまた軽量化を実現した、「GTO」の2バージョンが販売されているようです。

 どちらもLTFの破壊荷重テストの認証を受け、GTOについては、ショック荷重テストの認証も受けています。よってGTOについては、現在、使用ギアに認証制限のあるカテゴリー1大会等での使用も可能です。

 ハーネスの特徴としては、前述の軽量化だけでなく、コンペハーネスエクスレイティッドと同様の空気抵抗軽減用空気膨張リアパートや、ポッド形状を採用することで、滑空性能の向上を実現、また、飛行中に調整可能な肩と胸のベルトを有し、パイロットのセッティングの自由度に応え、三段式の新アクセルシステムを有することで、快適なアクセルワークにも貢献しているようです。

 また、居住性を重視し、エックスアルプス仕様でありながら軽量座板を使用したことで、長時間のフライトでも快適な乗り心地を提供し、ベルト類も強度や安全度の妥協を許さず、ウッディーバレーの自慢である丁寧な縫製、及び十分な強度を有した素材の採用、そしてしっかりと座板の下をぐるっと回るメインベルトといった、確実な安全性にも十分に配慮した仕上がりになっているようです。

 更には、コントロール性を重視しているのが、このX-ALPSハーネスの売りの一つであるようです。

 旧ウッディーバレーハーネスで、初期のバリバリのコンペ用ハーネスだったクロスオーバーで、通称「男船ハーネス」とも呼ばれていた名ハーネスがあるのですが、(自分未だに持っています。)このハーネス、かなりフックポイントが低く、体重移動によるコントロールがかなりいい感じでできたのですが、その分、中級者などには扱いが難しく、それ故に「危ない。」などと誤解されていたりする部分もありました。

 その後、クロスオーバーがコンペ用から中上級者用のハーネスとなり、コンペ用としてはエクスレイティッドが登場した訳ですが、このあたりから、両ハーネスともフックポイントが高くなり、かなり安定性を重視した設計となったのです。

 が、この最新のX-ALPSハーネスは、現行エクスレイティッド比で3cm程フックポイントが下がり、かなりコントロール性を重視した設計に変わっているようです。まあ、男船ハーネス程のフックポイントではないようですが、従来のクロスオーバーや現行エクスレイティッド(次期最新エクスレイティッド(6)がどのようなものになるかは、現状では未定のようですが、X-ALPSハーネスからのフィードバックもあるようです。ただもちろん、ハーネスの基本コンセプトは全く違うものとなるようですが・・・。)のような安定型を求めている方ではなく、多少ハーネスが動いても、アグレッシブにコントロールをしたいというタイプの方に、おすすめできるハーネスのようです。なお、現在注文が集中しているようで、日本でのデリバリーは10月中旬から11月になるとのこと。申し訳ありませんがよろしくお願いいたしますということです。(オーパカイト福田武史氏談)

 そんな訳で、なかなか興味深いこのX-ALPS GTOハーネス。フライトしている動画もあるので、よろしければ下記もどうぞ。












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  1. 2011/08/14(日) 23:12:49|
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