鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

グザビエ、逝く

 パラグライダーワールドカップ(PWC)のオーガナイザーとして、選手たちにとても親しまれていた、「グザビエ・ミュロー」が逝ってしまいました。



 PWCの公式ページによると、彼はペルーでのPWC開催のためのテストフライトで、7月1日にテイクオフした後、行方不明になり、その後、捜索隊の懸命の捜索により、7月7日標高6768mのHuascaran Norteという山の西面、4700m地点で、大変残念ながら遺体で発見されたようです。

 事故原因として考えられる最も可能性の高いものは、「山の景色などを撮影中にコントロールを失い墜落した。」というものではないかとのこと。レスキューパラシュートは開傘されていたものの、事故の際に受けた深刻なケガのために、ほぼ即死だったようです。
 
 本当に非常に残念です。

 グザビエとは、ワールドカップのプレ大会に参戦した頃に初めて知り合い、ワールドカップやその他の海外の大会でなんども会い、色々と話しをしたことやお世話になったことも多々あるので、僕も非常に良く知っています。「ハーっハッハッハ」と高らかに笑う陽気なおっさんで、僕がワールドカップに参戦した頃は、DHV2のグライダーで、スタッフとして写真を撮りながら、選手としても参加し、遅いながらも着実にゴールしていました。

 その当時、コンペ機に乗りながらゴールなんて遥かに遠いしょぼいレベルで撃沈していたヘボすぎる僕にとって彼は、「正に上手いとはああいうことなんだなあ。あんな風に淡々と、上手に飛べるようになれればいいなあ。」と思っていた存在でもありました。

 そんな、「上手い」グザビエでさえ、堕ちて死んでしまうなんて・・・。

  
 長年パラをやっている事もあって、知り合いが何人か、パラで死んだということを今までに聞いてきました。ただ、パラグライダーは決して、「安全でないものではない。」と、そう僕は思っています。ただ、常に万全ではない乗り物で、リスクは低くはないとも思っています。けれどこの事は、乗り物全てに言える事でもあると思います。

 しかし、パラグライダーという「空を飛ぶ物」である以上、そのリスクは「常に死とも隣り合わせである。」と、そういつも心の片隅において、これからも安全にフライトしていこうと改めて思いました。

 
 グザビエ、色々と大変お世話になりました。ありがとうございました。
























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  1. 2011/07/09(土) 01:17:00|
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