鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

穏やかなこの時期にこそ、コントロール技術向上の練習を

 梅雨時は飛べないと思いがちですが、湿気が多くて空気の流れが穏やかなときが多いので、雨さえ降っていなければ穏やかにフライトすることができます。そう、「雨さえ降っていなければ」意外にフライト確立は高い季節とも言えるのです。



 ただ、飛べるとはいえ、前述の通り湿り気は多く、また、どんより曇っている場合や、朝昼の気温減率も宜しくないことも多いので、中々ソアリング出来る条件にならないのもまた事実。

 よって必然的にぶっ飛びになることが多い訳ですが、そんなぶっ飛びだからこそ、出来ることがあります。グライダーコントロール技術の向上です。

 この時期は、リスク少なくフライトが出来ることが多いですから、コントロール技術向上のための練習もリスク少なく行うことができます。ピッチングやローリング、翼端折りやアクセルを踏む練習、しっかりした8の字旋回や深いサブロクの練習など、様々な練習を行うことができます。

 ぶっ飛びなので必然的に、一日で飛ぶ本数も多くなるかと思いますので、時としてとことん本数を飛びまくって、フライト中は、もう飽きる程同じ項目の練習をし続けるなんていうことをすると、その日ラストのフライトでは、見違えるほどその項目の技術が向上するなんてことも不可能ではありません。

 ただ、アグレッシブに色々な項目を、ある程度習得できるまで練習しようとマメに試技を行うと、むしろ梅雨時だけでは時間が足りないなんてことになると思います。が、そうなったら、続けて穏やかに練習ができる夏場も練習を継続し、アーベントで時間も稼げ、そこそこ高度を落としても復活できるような時なんかに集中して練習すれば、秋口のサーマルシーズンには、自分でも驚く程グライダーコントロールがいい感じになると思います。

 なお、ぶっ飛びがお嫌いなエキスパートやパイロットの方にも、この時期ならではのぶっ飛びのメリットがあったりします。それは、「グライダーチェック」です。

 穏やかな風においての、グライダーの巡航スピードや沈下率、アクセル使用時のスピードなどといった、自己のグライダーのベースとなるグライド性能を知るのには、このまったりした条件である今時期、とても調べやすい状況と言えるからです。

 なお、長年使用したグライダーが「思ってたより、飛ばんようになってるような気がする・・・。」と思ったりするのも、この時期のぶっ飛び条件で、新品の同等性能のグライダーと一緒に巡航で飛んだ時に、新品よりスピードが遅く、また、より沈下していく感じがすることで、如実に分かったりするものです。

 空気の流れがあまり変わらない条件で飛ぶことで、そのあたりの差がよく分るので、性能比較や調査に、向いている時期と言えます。なお、風が強い時は余り気にならなかったのに、穏やかな風だとやたらライズアップがしづらくなっているなんてこともあったりするので、ベテランの方も、時にはこんな穏やかな時期にぶっ飛んでみるのもいいと思います。

 という事で前述の通り、特に初中級者の方にとっては、いろいろな試技の練習もでき、テイクオフ・ランディングの練習も何度も出来る条件が多いですから、この時期のぶっ飛びフライトを、強くお勧めする次第です。

 グラハンが「地上を制するものは、空をも制する。」と言われるように、穏やかな大気中での自在なコントロールは、「乱れた空域を制する道を開く。」と強く思いますので、まず、穏やかな大気を制するコントロール能力をこの時期には磨き上げることを、目標にされるとよろしいかと、そう思うのです。


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  1. 2011/06/17(金) 23:48:01|
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