鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

揚水発電

 既に多くのマスコミで報道されている揚水発電所についてちょっと書いてみたいと思います。



 揚水発電所、それは夜間など電力消費量が少ない時間に、余剰電力でダムに水を上げ(揚水)、昼間など電力消費量が多い時にダムから水を落とし発電するシステムのことです。

 原子力発電は、その出力を調整することが難しく、基本的には24時間フルパワーで発電を行うらしいのですが、その為に夜間の余剰電力で、揚水発電所のダムに水を揚げ、揚水発電を行っているらしいです。

 ちなみに、この揚水発電所の建設費や、ランニングコストなどは、電力会社が試算している原子力発電所の発電コスト計算には、直接原子力発電に関わるものではないという理由で入っていないらしいです・・・。 原子力はコストが安いという事を国民にマインドコントロールするための、計画された嘘のような気がしてなりません。

 そしてこの揚水発電での損失は30%。送電線を経由する損失が10%程度ということを考えると、原子力のエコ(苦笑)発電を、すこぶる阻害するような気もします。まあ、この損失率というのは、元々の値が大きく違うことにより、損失量が非常に異なる可能性があるということを念頭において置かなければなりませんが・・・。

 なお、この揚水発電、原子力発電所の余剰電力だけでなく、もちろん他の発電所で余っている電力でも稼動させることができるようです。ただ、この揚水発電の出力量は何故か夏場の節電関連のデータには上げられていないようで、週刊ポストなどはその事から、「夏場の電力も十分確保できる供給力を保有しているはずだ。」「電力供給量データの意図的な過少申告は、原子力利権継続のためのものだ。」などと指摘していたりします。

 こんな風な事を見聞きしたりすると、どうも原子力というものには、とても魅力的な大金獲得やビジネスのチャンスが、やはりザックザックと埋まっているような感じがしてきます。

 とりあえず個人的には、今日ネットで比較的ひっそりと報道されていた、

<以下ヤフーニュースより抜粋>

「経済産業省原子力安全・保安院は23日午前、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器内に落下したままになっている燃料交換用の炉内中継装置の引き抜き作業について、安全性を確認するための保安検査を始めた。

 日本原子力研究開発機構は福井県の了承を得るとともに、保安院から安全性などが妥当と認められれば、24日にも引き抜き作業に着手する。」

 というのに、こんどこそ成功して欲しいと思う次第です。
 
 ちなみに、以前もこのブログで書きましたが、この作業、今までに24回以上失敗し、昨年8月末から発電量0でありながら、維持費に1日5500万円の費用がかかり、復旧作業については約9億4千万円の費用がかかることがわかっているらしいです。なお、現在までにもんじゅに掛かった総予算は約2兆4000億円だそうです。(以上の情報はウィキペディアより)
 
 僕の勝手な推測ですが、こんな数字も、原子力発電のコスト計算には入ってないんだろうなと、そう思う次第です。
 
 それにしても、大きな組織とかになると、個人の責任や、コスト意識なんかはすこぶる希薄化され、自分の属する組織で重大な何事かがあっても、多分個人個人のマインドでは、他人事な感じになってしまうんだろうなあと強く思います。国の借金なんか、減ることなんか永遠にないんじゃないかと、そんな風に思ったりもしました。

 
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  1. 2011/05/22(日) 23:07:09|
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