鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

おおきにインディーさん

もう15年程前になりますか、茨城でパラグライダーのインストラクターをしていた時、LDやショップあたりをうろうろしている犬がいました。



どこかで飼われていて捨てられたのか、それとも逃げ出して来たのか、彼女は人懐っこく、そして愛想良く、初めからお座りもお手も出来て、うるさく吠える事もなく、エリアにいた人々に愛想をふりまいて、スタッフやフライヤーから餌をもらっていました。

数日間どこへ行くでもなく周辺をうろうろしていて、日々接しているうちにどんどんとかわいい奴だと思った事もあって、僕がその犬を飼う事にしました。

それが、正式犬名、インディアナ・ジョーンズ号、略称インディーでした。

この名前は僕が大好きな映画、「インディアナ・ジョーンズ」から命名しました。ちなみにインディアナという名前、主人公のジョーンズ博士が、父親からジュニアと呼ばれるのが嫌だったが為に、彼が少年時代に飼っていた犬の名前を自ら名乗ったという設定に劇中ではなっていました。

それから約15年、インディーさんは途中、茨城から京都に生活の場を移し、京都では僕の手から離れ、うちの家族に世話をしてもらって、ご機嫌に暮らしてきました。

茨城でも時に家出!?をし、数日間帰らずに僕らを悲しませた事がありました。そして引っ越しをした京都でも、時に柵の隙間から脱走し、そしてまた、散歩の途中で山に猫やシカなどの自分の大好きな獲物!?を発見し、僕らの止める声も聞かず、猛速ダッシュで行方不明になる事がありました。

しかしいずれの時も、数日後、もしくは数時間後に、うちやエリアに戻ってきたり、探しに行った近くの公園(僕らはここを集合場所と呼んでいました。)で、何食わぬ顔でうろうろしていて、大声でインディーと呼ぶとふっと顔を上げ、嬉しそうに近寄って来るものの、僕らに叱られる事を察知し、途中から申し訳なさそうな顔をしてゆっくりと歩を進めながら、最後はおなかを見せて横になり、「怒らないでください。」という姿勢をとるという、そんな風な感じで必ず家には戻ってきていました。

海に連れていかれて車酔いをしたり、(インディーさんは生涯車に乗るのが大嫌いでした。)海で泳いで海水を飲みこんで以後絶対に海に入らなくなったり、エリアに来た当時赤ん坊だった猫のデビルとは仲良く一緒に寝たり遊んだり、京都では山に散歩に行ってシカを追いかけたり、脱走してドロドロになって帰ってきて、大嫌いなシャンプーをされて、濡れてショボショボになったり、暑い日に川に寝そべって涼んだり、家に上がりこみ調理中の台所に寄って行って肉をねだり、うまい具合にちょっとお高い牛肉をゲットしたり、おかん存命中は、勝手口からおかんがおやつとして放り投げただしじゃこを、パクッとダイレクトに口でキャッチしたりと、本当に色々な事がありました。

茨城ではエリアに飛びに来られていたフライヤーの多くの方々に、かわいがって頂き、時に餌も頂きました。そして京都でも、多くの方に色々とお世話になり、世話をして頂きました。また、このブログにおいても多くの方々に愛情あふれる言葉を沢山頂きました。

多くの方々の愛情に触れ、最期に至るまでは大きな病気をすることもなく、時としては僕の逆鱗に触れ、恐怖することもあったかとは思いますが、インディーはそれなりに、ご機嫌に過ごして来れたのではないかと思います。

かわいがってくださった皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。誠にありがとうございました。

ここしばらくの間、インディーは調子が悪くなり、それなりにしんどそうな日を過ごしておりました。非常な老齢という事もあって、大変残念な事に回復の望みはなく、そうであればせめて、辛い日々が長く続かず、できるだけご機嫌な感じで過ごしつつ、インディーにとってしんどくない最期を迎えられればとだけ願っておりましたが、子供の日の5日夕方、僕らに面倒をかけないようにと思っていたかのように、思っていた以上に非常にあっさり、ある意味とてもインディーらしく旅立ちました。



長い間、時として遊んでくれて、そして付き合ってくれて、
また慰め、癒してくれてほんまにおおきに。
インディーと一緒に過ごせて、ほんまに良かったです。

ありがとう






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  1. 2010/05/07(金) 20:28:04|
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