鬼飛(おにとび)ブログ
パラグライダーで飛んでるおっさんの雑記ブログです

オレたちの深夜特急 インド編 「一路ジャイプルへ」

ニューデリーを発つ日がやってきた。


次の目的地はインド砂漠の入口とも言われる、ジャイプルにしてみた。街中の建物の外壁が、多くピンク色になっている為、ここは別名をピンクシティーとも言われているようだ。

長旅になるので駅までの歩きを嫌った僕は、オートリクシャーに35ルピーも払って駅へと向かった。で、チケット売り場へと向かうと、なんと、乗りたかった9:20発の列車はキャンセルだという。さすがインド、まさに交通関連はハプニングの連続である。

次の列車は、14:20にしかないという。

しょうがないので、近くの食堂で朝食を食べ、駅待合室にこもってインド地球の歩き方を熟読し、昼飯を食べた後チケットを購入。しかし、待っている時というのは、なぜこれ程までにいつもいつも時間がたつのが遅いのだろうか。

やっとの事でホームに入り、駅員のおじさんに乗るべきホームを聞き、14時少し前にやっと列車に乗り込む。

前に座ったおじさんがとてもいい人で、あまり辛くないトウガラシと少し油っぽいチャパティーをくれた。ありがたく頂き美味しく食べる。その後、昨日夜遅くまで同室の日本人たちと話し込んでいた事もあり眠くなり、列車の出発を待たずに寝てしまう。

インドの列車は盗難列車とも聞いていた。ネタかもしれないが、聞いた話しで、網棚の上に荷物を乗せ、もうひとつの荷物も乗せようとしゃがんだ一瞬のうちに網棚の荷物を取られ、次の荷物を上げてハッと気づいて外を見ると、自分の荷物を抱えた泥棒がダッシュしているというのがあった。そんな列車の旅であったのに、がっつり寝てしまうとは油断も甚だしいのだが、とりあえず貴重なものは小さなカバンに入れて身に着けていたし、ザックは鎖を巻き付けて鍵をかけてはいた。結局この列車では何も取られることはなかったのだが。

目が覚めると、もうそこそこ列車は走っていたようだった。それからの僕はうつらうつらと、寝ては覚めてを繰り返した。車窓の景色は町中から次第に郊外、田舎、畑、草原、山の景色、荒涼とした荒れ地へと変わっていった。そしてきれいな夕焼けの後、暗い夜へとうつっていった。

暇をつぶそうと地球の歩き方を出したところ、それまで興味があったのか僕の方をずーっと見ていたインド人にそれを取られ、世間話をする事になった。ただ、向こうは英語がほとんどできないので、あまり会話にはならなかったが・・・。

なお、ジャイプルに到着する予定時刻を過ぎても、列車は一向にジャイプルに到着しはしなかった。日本とは全く違う列車のいい加減さっぷりに僕はもしかして行き先の違う列車に乗ったのではないかとか、降りる駅を乗り過ごしてしまったのかなどとドキドキしたりしたのだが、結局1時間近く遅れた22時近く、列車はジャイプルに到着したのだった。

海外の旅において夜の到着は治安や安全の問題や、また、宿確保の面からも非常に不利である。今回は列車がキャンセルになった関係でやむを得ずこうなってしまったのだが、この事が僕をこの後、非常なる怒りへといざなう事となるのである。

つづく


この記事は、リンクコラム形式になっており、記事中にも出てくる熊猫師(師)のブログ、「BBB」Baseball馬鹿 Blogでは、同時期における、彼の視点から見たアジア旅行について書いています。楽しんで頂けるかと思いますので、

↓ こちらをクリックして頂いて、
「BBB」 オレたちの深夜特急シリーズ
是非ご覧下さい。

※このアジア旅行は1996年から1997年にかけてしたものです。現在の各地の現状とは大きく違うと考えられますので、旅行者の方の情報源とは成り得ないと思います。ご注意下さい。



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  1. 2010/02/02(火) 23:17:51|
  2. 俺たちの「深夜特急」|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

  

コメント

ジャイプル

ジャイプルはオレもあんまりいい思い出がないな。
デリー~ジャイプル間って電車で何時間かかるの?

鉄道旅の苦難さがあまり出ていないから、そんなに難儀じゃなかったのか、師よ。

けっこう、用心しているのがうかがえるよ。
やっぱ、インド鉄道に構えていたのかな?

  1. 2010/02/07(日) 11:44:32 |
  2. URL |
  3. 熊猫刑事 #-
  4. [ 編集]

デリー ~ ジャイプル

デリー~ジャイプル間は、上記記事の記述から算出すると14:20発の予定到着時間1時間ほど遅れで22:00頃だから、実質7時間半位だね。

ちなみに、このインド鉄道の旅は、2等自由席で車内はこんでもおらず、座席も確保できたんで、そんなに大変な状況でもなかったね。

3等とかだとすし詰めとかでえらい目に会ってたのかもしれないけど・・・。

俺、この時の貧乏旅行でも列車関連だけは、しんどいのがやだったから、超ローカル座席とかはあまり使ってないんだよね。

ちなみに、師が言うとおり、インド初鉄道だったからこの時はメチャメチャ警戒しまくってたよ。(笑)車内は俺以外全員盗人位のひでえスタンスだったもんね・・・。

けど、その後もインド鉄道では盗難とかの被害には全く合わなかったなあ・・・。俺がラッキーだっただけかもしれないけど。

  1. 2010/04/16(金) 15:39:16 |
  2. URL |
  3. 高鬼 #bBUgYcK2
  4. [ 編集]

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