鬼飛(おにとび)ブログ
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オレたちの深夜特急 インド編 ニューデリー到着 その一

一週間ほど滞在したバンコクからインドへと旅立つ日がやってきた。朝はゆっくり過ごし、その後荷造りをして、安宿で同室だった日本人の若者と昼食を共にした後、僕は空港へと向かった。



到着した空港は非常に人が多く、カウンターは混雑していた。また、丁度春休み期間中ということもあり、トランジットの為やタイに降り立つ、もしくは日本へ戻ろうとする日本人もいっぱいだった。

飛行機では窓側の席を取ろうとした僕だったが、既に大勢がチェックインしていたのか、その願いは叶わなかった。それもそのはず、飛行機に乗ってから分かったのだが、その飛行機は成田発、バンコク経由、デリー行きだった。機内はそのほとんどを日本人が占めていた。

なぜかこの頃、日本人の集団を何故だか疎ましく思っていた僕は、彼らの旅行に赴く晴れの日の激しいとも思えるテンションの高さに、更に辟易としていた。ただ、その後機上でマサラ飯とビール、白ワインを楽しんでいい気分になった僕は、いつしかそんなことも気にならなくなっていた。

それより、4時間のフライトの後、インド現地時間夜8時半到着、タイ時間では深夜となる、体力的や時間的にかなり苦しい到着環境の中、初めてのインドの、それも夜の移動や宿探しがうまくいくかどうかの方が気になっていた。

そして、飛行機はほぼ予定時刻通りにニューデリーに到着した。

初めてのインドだ。

他のバックパッカーにインドの話しは結構聞いていた。ぼられるとか、だまされるとか、怪しいとかいう危険系の話しから、感動するとか人生観が変わるといったものまで、その感想は人によって本当に千差万別だった。その千差万別な感想が、夜、インドに到着する僕を更に不安にさせていたのだが、一方で、ここまでもなんとかしてきたんだから、インドだとしてもまあ、何とかなるだろうという風にも僕は思っていたりした。

空港に降り立ち、無事入国手続きを済ませ、とりあえず明日まで必要な位のインドルピーを両替した僕は、ターンテーブルで自分が預けた荷物が出てくるのを待っていた。しかし、中々僕の荷物が出てこない。

預けたのはさして大きくないバックパックで、中身も大したものはなく、盗難される心配などはほとんどない。「だから、荷物室の奥の方に入ってるだけでいずれ出てるだろう。」とそんな風に僕は思いつつ、更に待っていた。

が、出てこない。すでにターンテーブルは何周もしていて、まだ受け取り手の来ていない荷物が何度もグルグルと回っていた。しかしその中には僕の荷物は見当たらなかった。

新たな荷物が全く出てこなくなり、ターンテーブルを回る荷物がほとんどなくなっても、やはりそこには僕の荷物はなかった。

「どないなってるんや・・・?」

自分の置かれている状況を信じたくなかった僕は、荷物が出てくるゲートの中にいる係員にこう聞いてみた。

「フィニッシュ?」と。

すると彼ははっきりとこういった。「FINISH!」と。

僕の荷物は出てこない。そう、僕は初めてのロストバゲージという洗礼を、よりにもよってここインドで受けてしまったのである。

つづく


この記事は、リンクコラム形式になっており、記事中にも出てくる熊猫師(師)のブログ、「BBB」Baseball馬鹿 Blogでは、同時期における、彼の視点から見たアジア旅行について書いています。
僕の記事と内容がリンクする事も時としてあり、楽しんで頂けるかと思いますので、

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「BBB」 オレたちの深夜特急シリーズ
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  1. 2009/08/31(月) 20:43:19|
  2. 俺たちの「深夜特急」|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

  

コメント

来たな!

インディアへ。
そして、いきなり洗礼か。

不吉な予感がプンプンだな。

恐るべしインディア!
何が起きても不思議ではない。
それが、インディアだな!

  1. 2009/08/31(月) 22:10:22 |
  2. URL |
  3. 熊猫刑事 #-
  4. [ 編集]

やられたよ

ほんとインド一発目は、絵に描いた様に
ぶちかまされたよ。

まあ、いかにもインドらしいと
考えることも出来るかもね。

さて、この後俺はどうインドの初日を
荷物なし?でこなすのか?

明日、公開予定です。

  1. 2009/08/31(月) 22:23:03 |
  2. URL |
  3. 高鬼 #bBUgYcK2
  4. [ 編集]

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